2011年04月04日(月)
【宇宙の友人達「バズ・アンドリュース物語」/はじめに〜バズ・アンドリュース物語の序】
宇宙の友人達「バズ・アンドリュース物語」/はじめに〜バズ・アンドリュース物語の序

※カナダ在住のUFOコンタクティー、オスカー・マゴッチ氏の著書「宇宙の友人達」三部作の第二話です。
不思議な能力を持つ型破りなアメリカ人男性バズ・アンドリュースさん(仮名)のUFOと宇宙人にまつわる体験をマゴッチ氏が綴ったもので、第一話「マイカ」とも関連がある物語となっています。(管理人)

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

宇宙の友人達

オスカー・マゴッチ

「第二話 バズ・アンドリュース物語」

■はじめに

宇宙人が私を選んで宇宙の神秘に初めて触れる深宇宙の旅に送り出した理由は、私に知識と英知を求める飽く無き好奇心があったからだった。
だが、本書に記録した冒険の主人公であるバズ・アンドリュース(私が1975年に経験した『宇宙の旅』の巡礼仲間の一人で、武術に秀でた、歴史に残る重要なことをするタイプのヒーロー)が選ばれたのは、彼が非常に強力な超能力を持っていたからだ。人それぞれ行く道は違っても、宇宙の全体系からすれば、霊的には誰しも皆、同じ様に重要なのである。

1981年8月、宇宙人の友人達との秘密の会合で、私はバズ・アンドリュースの代わりに本書を書くように要請された。本書の内容はその時にバズが私に語ったことである。
その後、大分たってから気が付いたのだが、本書を執筆する仕事も私自身にとっては一種のテストであったのだ。この一件を秘密にしておくことも、彼の話を活字にすることが急を要するということも、今やそれほど大事なことではない。当時と比べると、状況が大分変わってしまったからである。
それでも、この物語を語っておかなければならない理由がいくつかある。バズの話を公にしておく必要もあるし、この数年の間に多数起きた、地球規模の奇妙な出来事を解明するためにも必要なことなのだ。だが、本書を出版するのは、何よりも宇宙の謎を自分で解き明かしたいと思っている熱心な人々に読んで頂きたいからである。

それでは、この信じ難い深宇宙冒険旅行の秒読みを開始することにしよう……。

1984年1月1日 トロントにて
著者(オスカー・マゴッチ)記す


■バズ・アンドリュース物語の序

私は中流階級出身のアメリカ人だ。子供の頃、猫や犬が好きだったので、いい獣医になるだろうと父親は思っていた。一方、教会に行くのも、少年少女聖歌隊で歌うのも好きだったためか、母親の方は、立派な牧師になるだろう、と思っていた。だが私はそのどちらにもならなかった。
10代の初めに武術を習い始め、何年か経ってからは、過激派の政治活動家のグループに身を投じ、ついには、革命派の都市ゲリラになった。その間、書物を何冊も読破し、歴史と政治学を勉強。さらには、ガテマラのジャングルのキャンプでキューバが主催した、テロリスト養成集中訓練を偽名で受け、第一級のプロの殺し屋となった。

その後、私を含めて、殺しの技能に最も長けた者20人は、中南米のある小国に送り込まれ、『特攻コマンド部隊』よろしく、その小国の政府転覆活動を支援することになった。宮殿での戦闘は激しく猛烈を極め、私のグループで生き残った者はほとんどいない有様だった。もうこれまでと思い、ずたずたになった死体の上に自分の身分証明書等の書類を置き捨て、この栄光ある仕事から永久に足を洗うことにした。
超一流の殺しのプロ達にとっても、戦死率は非常に高く、戦意を失う程であったし、それに、私にはどうも場違いのところにいる気がしていたのだ。そこで、宮殿でうまくくすねた宝石の装飾のついた短剣をわずかながらの種銭として持ち、密かに脱出してアメリカに戻った。

それから1年半は、くすねた短剣で作った資金で食いつなぎ、戦士としての侮り難い才能の方は、ただ錆びるにまかせっぱなしだった。それというのも、心の奥底では暴力が大嫌いだったからだ。そもそも武術を習い始めたのは、自己開発と精神修養が狙いだった。
その後のことは、それこそ自然の成り行きでああなったので、好奇心とチャレンジ精神の結果であった。技能、スピードそしてスタミナという三つの基本はすぐ体得してしまったし、その後、何回か訓練を受けているうちに、まったくの偶然から自分の特殊能力にも気付き、ささやかながらもその能力を利用しようとした。たとえば、素手であれ各種の武器を使った場合であれ、その能カのお蔭で最後の最後のひとふんばりができ、最強の相手でも打ちのめしてしまう、という具合にだ。これは、運動選手がよく経験する単なる『盛り返し』というよりは、自分にとっては、『物質に対する精神の勝利』だった。

そして戦闘生活から足を洗い、長い休養を取った後、当時流行っていた『新意識運動』に参加したのも、好奇心を引かれるあの能力の真相を掴みたかったからである。ヨガ教室に通ったり、瞑想グループやEST(エルハルト式自己啓発セミナートレーニング)にも参加し、サイエントロジー(能力開発法の一つ)、身体意識訓練、スピリチュアリズム(心霊主義)等々、何でも経験した。さらには『理解し難い』新興宗教に凝った時期も何回かある。こうして、自己発見の旅に出たのだが、学習速度は本当に速かった!

自分に対する感知力、理解力が高まり、自分を許せるようになり、自分も他者も愛せるようになった。さらには、なかなか言うことを聞かない自己を鍛錬してコントロールできるようになったし、自分の持っている能力を結集させて、精神力を発揚し、不可能と思えることも出来るようになったし、それこそ精神的な手段だけでカリスマ性をを滲み出したり、人を威嚇することも出来るようになった。

こうしたことがすべて、以前に武術やテロリスト訓練で学んだこと、つまり集中力、心象化、タイミング、そして最大限の力で行動へと爆発させること、と一体化していった。それに加えて、特に難しい仕事になると助けてくれるあの『特殊能力』が私にはあった。私という存在全体を脈動させ、エネルギーを充満させる力を呼び起こす能力だ。

この新たに発見した能力を試してみたことがある。
ある時、横暴な新興宗教団体を脱会することに決め、強制収容所みたいなところを、それこそ文字通り真っ直ぐに歩いて出たのだが、その際にドアを蹴っ飛ばして壊し、守衛たちを威嚇して動けないようにするか一撃で殴り倒した。門に着く頃には、黒帯級の『暴力団員』風のやからが10数人、万全の態勢で待ち構えていた。私が『ハタッ』と睨みつけると、何人かは怖じ気づいてこそこそと逃げ出したが、残った者達は腹を空かした狼の群れのように飛びかかってきた。私は目茶苦茶に暴れ始めた。ハリケーンの破壊力を持った人間連打マシーンと化し、前もってイメージしていた通りに、突き、蹴り、空手チョップを繰り出した。2分もかからないうちに、一人を除いてみんな倒れて伸びてしまった。残った一人はピストルを取り出し、私に向けた。飛びかかるには間合いがありすぎたので、ゆっくりと歩を進めていきながら、超能力でじっと相手を見据える。びっくりしたことに、効いた!
その機会を逃さず、ピストルでふざけた真似をしたお返しに直に相手の腕をへし折り、股問に蹴りを入れて黙らせ、そうしてから後ろに向き直った。前に倒した連中は打撃から立ち直りつつあった。そこで私は怒鳴ってやった。
「俺にピストルを向ける奴がいたら、こいつよりももっと目茶苦茶に痛めつけてやるからな!」
正直なところ、非常に楽しかった。大変に良い気分だ。何か物凄い超能力を手中にしたのが分かった。確かなことは、自分ひとりだけでも相当手強い戦力になる、ということだ。

好奇心に駆られて、このツキを利用して町に留まることにし、近くのホテルに部屋を借りた。驚いたことに、例の新興宗教団体とはもう厄介な事は起こらなかった。その代わりに、『ディプログラマー』(信仰を捨てさせる人)と称する奇妙な男が現れ、危険な新興宗教団体から子供たちを引き離す手助けをしてくれ、と頼まれた。そこでしばらくその男の仕事を手伝った。これも経験だ、と思ったのと、気前の良い報酬も魅力だった。
何件か誘拐を手伝ったが、新興宗教団体のほうで警察権力を導入し介入させることが多くなったため、仕事がやりにくくなった。そこで、ある日、荷物をまとめてその地を去ることにした。

東海岸に移って、何かまともな仕事につく手だてを曖昧ながらも考え始めた。時間も無駄にしてきたし、漂浪者のようにくだらない旅も何度かしてしまったし、持ち金も底をつき始めていた。何か生計を立てることを始める必要があったのだ。

1974年の晩秋だった。私は決心した。
いろいろなアルバイトで生活の糧を稼ぎながら地味な活をして、将来のある生活が出来るようなチャンスを見逃さないようにしていこう、と。さらに、新年からは、暴力、革命、政治を始めとした馬鹿げた突飛なことには首を突っ込まないという決意も固めた。私としては、これからの1年は極々普通の生活をして、普通の人のように幸せな人生を送りたかった。

倦謌齒ヘ まずUFOと遭遇

宇宙の友人達 第一話「マイカ」
宇宙の友人達 第三話〜オスカー・マゴッチ氏の体験(※第五章から)







<<重要なお知らせ>>

@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
@peps!・Chip!!は、2024年5月末をもってサービスを終了させていただきます。
詳しくは
@peps!サービス終了のお知らせ
Chip!!サービス終了のお知らせ
をご確認ください。




w友達に教えるw
[ホムペ作成][新着記事]
[編集]

無料ホームページ作成は@peps!
++新着ブログ記事++