2011年01月31日(月)
【宇宙の友人達「マイカ」/第一節 セドナで著者のために行われたブリーフィング(1)】
宇宙の友人達「マイカ」/第一節 セドナで著者のために行われたブリーフィング(1)

※カナダ在住のUFOコンタクティー、オスカー・マゴッチ氏の著書「宇宙の友人達」からの続編です。今回はマイカという人物のまさにSF「スペース・オペラ」のような物語です。マゴッチ氏の作品は三部作で、今回の話が第一話となっています。
著者の実体験とされる、宇宙の友人にまつわる物語の舞台は1970年代なのですが、彼が見聞きして記録した内容や言葉は、この時代になってようやく、一般人にもどうにか理解できるようになったのかもしれません。
以下に著書に関する「Amazon」のデータを転載しておきます。(管理人)

宇宙の友人達 第二話「バズ・アンドリュース物語」
宇宙の友人達 第三話〜オスカー・マゴッチ氏の体験(※第五章から)

※本文中の漢数字を一部、アラビア数字(洋数字)に変換しました。ご了承ください。(P-TRIBE事務局)

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内容(「BOOK」データベースより)

ようこそ、放浪者よ。サイキアンの宇宙司令官である『コズミック・トラヴェラ』クゥエンティンのリードによりスペース・オデッセイが始まっている。魂の本質に存在するガーディアンが導くこの人間社会に、未知の次元と文明をもたらし、壮大な宇宙展望が開く!『アセンデッド・マスターズ』との交流から生まれる、あなたの新しい宇宙意識の覚醒とは…。本書は、宇宙人があなたに送る暗号通信である。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

■オスカー・マゴッチ

1928年ハンガリー生まれ。1957年以来トロント在住。通信産業で働く電子技術者。UFO現象等の問題については、最初は関心がなかったのだが、1974年から75年にかけて初めてUFOとの遭遇を何度か経験して以来、一貫して心霊学・形而上学の分野やその関連分野に積極的に関わってきている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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宇宙の友人達

オスカー・マゴッチ

第一話「マイカ」

■第一節 セドナで著者のために行われたブリーフィング

1987年の2月初旬、カリフォルニア州サンディエゴの航空史博物館を訪れた。展示品の最後近くで、人間の創造力の所産に驚嘆し、技術革新のスピードに感嘆していると、かたわらにいた誰かが話しかけてきた。

「うーん、本当に凄いですね」
聞き覚えのある男の声だ。
振り向くと、嬉しいことにアーガスだった。UFO飛行士で、私の宇宙の友人だ。
「でも、これはほんの始まりに過ぎませんよ」
アーガスは笑みを浮かべながら言う。
「時間を十分に与えれば、人間の創造力は無限です。このことは、問もなく貴方がご自分の目で確かめられます。数日したら、貴方は大変ユニークなドキュメンタリーをご覧になることになります。
地球外宇宙旅行と『連盟』に属する貴方の宇宙の友人達の素晴らしい偉業を記録したドキュメンタリーで、これから貴方がお書きになる『私の宇宙の友人達について』という本の執筆に非常に役立つものです」
何処でいつ見せてくれるのかをきいても、アーガスは教えてくれない。

「心配なさらないで、この辺りで、気の向くまま、あちこち訪れたり旅行したりしていれば大丈夫です。最終的には、その場所にその時間に行くことになりますから。今日の行動とまったく同じですよ。新しい出会いがあるという予感がして、わざわざトロントからここまでいらしたんでしょう」

アーガスは昼食をしましようと言って、近くの「カフェ・エル・モロ・デル・レイ」に連れていってくれた。スペイン植民地時代様式の上品なレストランだ。
そこで美味しい食事をしながらおしゃべりを楽しんだ。サイキアンである宇宙の友人に再会できたのはうれしかった。それに、安心もした。もしかしたら、新しい出会いがあるかもしれないという予感は正しかったのだ……。

 * * * *

3日後、私はレンタカーを駆ってアリゾナ州セドナの町に乗り込んだ。その町には前から強い力で引きつけられていた。昼間はドライブをしたり、絵のような岩石層やいろいろな色彩に輝く見上げるような山々を歩き回った。
セドナは魔術的な美しさを備え、エネルギーの渦が持つ神秘的なパワーのある町だ。ここには特殊なエネルギーが存在している。赤い土壌の下には、クリスタルからなるレムリアの都市、星とつながる古代の出入り口があると信じられている。
昼間あちこちと探索して素晴らしい経験をし、エネルギーに満ちあふれるのを感じたが、コンタクトは実現しなかった。

夜になった。涼しく、空気も澄んでいる。満月を1日過ぎた月が輝いている。
10時頃、強い衝動を感じて車で出かけた。行き先は、巨大な『空飛ぶ円盤』型をした丘状の岩石層で、ベルロックと呼ばれている場所だ。ゆっくりと西側を歩いて登る。頭が『王冠型』のエネルギーで充満しているのがもう感じられる。ベルの形状に沿って走り、宇宙へと飛び出していくエネルギーだ。

自分が何が起こるのを期待しているのかははっきりしない。だが、それでも、月光に照らされたこの魔力の地にいるだけで非常に満足だった。
中腹の台地で足を止めると、岩盤の上に小さな石が円形に並べてあるのに気がついた。インディアンのメディスン・ホイールに違いない。ベルロック伝説の『鷲の故郷』とか『コミュニケーションの場所』といった言葉を思い浮かべながら、メディスン・ホイールに近づいていった。

すると、途方もないことがあっという間に起きた。足の下が抜け落ちたのだ。何かシャフトみたいなものの中を落ちていく感じというか、岩石の丘の中に引っ張り込まれていく感じだ。
暫くすると、体が運ばれて行くのが止まった。周りは薄暗い。エレベーター位の大きさの、ピラミッドのような形をしたクリスタルの層に閉じ込められてしまったのだ。周囲の表面をほんの暫くキラキラと光らせながら、ぼんやりとした影のようなものが近づいてくる。生きている男だ。虹色の輝きに包まれている。
宇宙人の友人、クエンティンだった。

「あんな風に、ここに引っ張り込んでしまってすまなかった。古代のトランスポーター・ビームというのは、いったん貴方のオーラ・パターンに固定されたら、後は自動的なんですよ」
クエンティンが私を暖かく抱き締めてくれる。

「この訪問のガイド役は私が務めます。よくいらっしゃった。時間通りに来てくれてありがとう」
「時間通りといっても、別に私がそうした訳ではないですよ。私は全然知らなかったんですから……」
「それでも、今晩の貴方は、ここに案内されるということに素晴らしい反応を示しましたよ。ベルロックのエネルギーに貴方が合っていたので、ここを貴方の入り口にしなければならなかったんですが、お約束したドキュメンタリーをご覧いただくのは、ここから数キロ離れた所にある、設備の整ったキャシードラル・ロックでということになります」
こう言って、クエンティンは胸の大きなメダルに触れた。

すると、私達は二人とも目が眩むような、ボワーッとした状態で岩石などの中をさっと通過していく。止まったところは、教会の大きさの微かに光り輝くクリスタルの洞窟の中だ。
クリスタルに囲まれた巨大な場所は空っぽで、ただ中央にはリクライニング式の椅子が数脚あるだけだ。そこに二人とも座る。この世のものとは思われないような音楽が、何処からともなく闘こえてくる。

クエンティンが話し出す。
「まず、『連盟』とその始まりについて全般的な説明を簡単にしょう。
太古の昔、『光の勢力』と『暗黒の勢カ』との間に宇宙大戦争が起こった。その結果、巨大なエネルギーが放たれ、私達の多宇宙の何百万という多数の世界が破壊されてしまった。
全領域の構造自体も粉砕され、多数の次元へと細分化されてしまい、新たに形成された亀裂線が垣久的な障壁となってしまったのだ。即時とも言える宇宙旅行とコミュニケーションが、以前は自然に行えたのだが、それももはや不可能となってしまった」

「この戦争からの復興は遅々として進まず、部分的にしか行えなかった。だが、例に違わず生命は勝った。生き残った幾つかの世界は、人類も異星人も同様に、新規蒔き直しを図った。
救出された生き残りから、まあまあの所まで復興した世界もあれば、完全にゼロの状態から原始的状態での再出発という所まで行った世界もある。
そうして、何千年もの時問が経過し、戦争の影響を受けた諸世界の大半は、程度こそ違え、文明が繁栄するようになった。その大方は、たとえ小規模ではあるにしても、また宇宙を航行するようになった。貿易や交流が惑星間や星系間で始まった。地域間のリンクが出来ている所もすでにあり、地域間同盟関係も出来上がっている。そうした地域のひとつが諸世界サイキアン連盟だった。
この連盟は率先して大複合体の発展にも着手し、独立した一部門を構成するようになった。これが、後に連盟第11部門に指定されることになる。それは、まさにこの地域に33の広大な部門を持つ(正式名称を自由諸世界次元間連盟という)大連盟が最終的に形成されたからだ。
これは、(光の勢力を支持する)ガーディアン評議会に派遣された宇宙促進者達の提案と指導によってなされたことなのだ」

「ありとあらゆる系に存在し、人類の長老である彼らガーディアン達は、二度とあのような宇宙規模の破壊行為が生じるのを防ぐことと、暗黒の勢力から守ることに献身するようになった。
グランド・マスター達の下に位置する評議会を構成する彼らガーディアン達は、多宇宙の構造の『外側』に、つまり時空を超越した完全に非物質的な次元の最上階域に存在し機能している。
彼らは霊的存在であり、時としてその在住場所に光の存在として出現することがある。私達の故郷がどのような宇宙界にあろうとも、彼らはこの世のものでない在住場所から、私達人間世界が適切に機能し進化するよう導いてくれている。
彼らのその行動は、他の異生物形態からなる数多くの別個の指導的『スピリチュアル・ヒエラルキー(ハイラーキー)』と完全に合致しており、その目的は、調和的共存と宇宙の永続的平和にある」
倦アく







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