2012年10月05日(金)
【基本に戻ろう/ブログ「ひとりごと、ぶつぶつ」より】
基本に戻ろう/ブログ「ひとりごと、ぶつぶつ」より

(※ブログ「ひとりごと、ぶつぶつ」さんより転載)

2012年10月04日

アセンションだとか、UFOだとかETだとか言っても信じない人はいくら説明しても信じません。人口比率から言ってもそのような人たちのほうが多いことも知っています。これは今始まったことではなく、昔からそうなのです。そして私は彼らを批難したりはしません。私もかつてはそうだったであろうからです。何度かの生まれ変わりを経て、今では霊的なものに関心を抱き、真実を知りたいと願うようになりましたが、おそらく過去生では霊的なものに関心がなく、現実的な物質界の現象だけを信じていたでしょう。

そんな私ですが、何度か再生をし、艱難辛苦を体験するうちに自分の本質とは何かに気がつくようになったのです。見えざる世界を信用しない人たちも、最初は自分の身に起きることも全ては外的要因によって起きると思っていたでしょうが、いろいろな体験を繰り返すことで現象の本質が分かってきます。自分とは何者で、今自分が何処にいるのかが分かってきます。自分が原因を作ったり、招き寄せたりしていることが分かってきます。これが霊的進化で、魂が少しづつ成長してきているのです。

古神道「かんながら」では、人間を大霊の分霊(わけみたま)であると説きます。大霊とは意識エネルギーの創造元であり、宇宙を創造し動かし続けている根源神です。宇宙とは意識エネルギーの海であり、私たちはその一滴です。意識ですから、大きさを測ることも重さを量ることもできません。始まりも終わりもありません。不増不減、無始無窮の意識エネルギーが生死を繰り返しながら循環しています。

私たちの本質はこの宇宙意識の一滴ですから永遠に消えることはありません。いろいろな存在物に宿りながら成長し、最終的に人間に宿った時、初めて個性を得ます。この個性をパーソナリティーと言いますが、これは一つの人生で付ける仮面(ペルソナ)ですから、生まれ変われば名前も姿も変わります。本当の個性、永遠の個性をインディビジュアリティーと呼びます。パーソナリティーは死を体験しますが、本当の個性は死にません。私たちはこの体験を何度か繰り返しますし、過去生の記憶を思い出すことが出来ませんので、死がすべての終わりと感じるのです。

この世という地上生活は、霊であるという自分の本質に目覚めるために特別に誂えて作られた特殊な世界です。実にうまく作られていて、ここでの体験が自分を成長させ、最終的に覚醒へと至ることになります。自分が何者であり、自分が何処にいるのか、自分がなんのために存在するのか理解できた霊は再びこの世で肉体に宿ることはありませんが、肉体を持ったまま覚醒するのは至難の技で、昔からそのことに気付いた人たちは苦しい修業に挑戦してきました。

私は覚醒していませんし、覚醒を目指したこともありませんが、何故このようなことが言えるのかといえば、霊界通信と呼ばれる多くのチャネリング情報を読んできたからです。19世紀半ばアメリカの田舎町ハイズビルに端を発したといわれ、瞬く間に世界中に広がったスピリチュアリズム運動は膨大な量のチャネリング情報をこの世にもたらしました。多くの素晴らしいチャネラーが出現したこともありますが、当時も見えざる世界に無理解な人々は今以上にたくさんいましたから、魔女裁判が起きたり、理不尽は中傷が後を絶たず、それは現在も続いているといえます。

スピリチュアリズムとはそれまであった組織宗教とは違って、地球の霊的浄化運動です。人間とは大霊の意志を汲んで、あらゆる人々があらゆる体験を大霊の元へ持ち帰る使命を帯びた神聖な行いなのに、物質界の誘惑に負けて堕落してしまったこの世の目的を取り戻し、思い出させるために行われた霊界からの一大イベントなのです。そしてその集大成がアセンションだと考えています。古い霊界通信にはアセンションという言葉は使われていませんが、目的は地球人類の集団覚醒で、現在地上で起きている大変革とも矛盾するものではありません。

2012年12月という期日については、はっきりとは分かりません。私自身の考え方はもっと時間がかかることだろうと思っていましたが、多くの霊能者他の方々のソースが今年だというのでそうかなと思っている程度です。そこまではっきりと期日を指定するからには、何か想定外のことが起こる可能性は高いと考えています。この時期を選んでアセンションを体験するために生まれてきた人は多いと思いますし、私自身も肉体を持った状態で覚醒する体験が得られれば、こんなに嬉しいことはないので期待しているというわけです。

日本のスピリチュアリズムは大本(※大本教)で始まりました。出口ナオさんのお筆先(自動書記)というのが有名で読んだ方もいらしゃると思います。私が読んできたのは主にイギリスで出された霊界通信で、これにはシルバーバーチの霊訓を含むイギリスの三大霊訓があります。これだけでも膨大な量の通信ですが、これをほとんど一人で翻訳されたのが近藤千雄(こんどうかずお)氏です。彼がまだ一人の翻訳者として広島の福山市で英語塾を経営しながら、東京の出版社と打ち合わせのために上京するたびにお会いして薫陶を受けました。良い思い出です。翻訳書はたくさんありますが、著書も何冊かあります。一冊だけあげておきますので是非読んでみてください。素晴らしい本です。これを読めば何故私がこれほど確信を持ってアセンション説を説くか理解してもらえるでしょう。

「霊的人類史は夜明けを迎える」ハート出版 近藤千雄著
(※管理人注/Amazonでは現在、在庫切れのようです。)

ひとりごと、ぶつぶつ

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■日本のスピリチュアリズム(心霊主義)のこと
〜管理人の蛇足〜

大正から昭和10年代にかけて活躍された浅野和三郎(あさのわさぶろう)さんという人がいます。英文学の専門家および翻訳家で心霊研究家です。イギリスのスピリチュアリズム(心霊主義)を初めて日本に紹介した人で、大正12年に「心霊科学研究会」を創設し、日本における心霊研究とスピリチュアルな啓蒙運動に貢献したことから「日本のスピリチュアリズム運動の父」と呼ばれました。
浅野さんも大本教の熱心な学徒だったそうですが、この大本教や「心霊科学研究会」をルーツとするスピリチュアリズム運動から、以後、日本でも多くの優秀な心霊研究家、霊能者やチャネラー(霊媒)さんが輩出されています。現在では、スピリチュアリストで霊能者の江原啓之さんがその系統のお一人です。

実は僕も若い頃、この浅野和三郎さんの流れを汲む心霊研究家に師事しました。イギリスの三大霊訓というのは「シルバーバーチの霊訓」、ウィリアム・ステイントン・モーゼスの「霊訓」、アラン・カルデックの「霊の書」ですが、それらのシルバーバーチの教えをはじめとした近代スピリチュアリズムを学び、正しい心霊科学の知識を叩き込まれました。
僕は物事に「ラベル」を付けたり区別したりするのはあまり好きではないので、自分を「スピリチュアリスト」と言ったことはありません。そして、その頃に学んだ知識を今、本当に活かし切れているかどうかも分かりませんが、このブログ主さんのお話に賛同したいと思いました。

むろん、浅野さんや近藤さんの本はほとんど読みました。また、シルバーバーチの声を録音したカセットテープは近藤さんから分けていただいたものです。その「シルバーバーチの霊訓」全巻、もう本はボロボロですが、今でも大切な人生の基礎テキストです。(管理人)

※参考記事
近代スピリチュアリズム 本館・ゴールデンエイジ豆知識
シルバーバーチの祈り

※画像/19世紀末の交霊会(チャネリング・セッション)の様子
現在のチャネリング・セッションとは違って、当時の交霊会はまだ霊的存在側のチャネリング技術が低く、深夜に光を遮断した暗闇の中で行われることも多くあったために様々な疑惑や誤解をまねいた。






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