2023年07月18日(火)【【エッセイ】失われた帝国の謎： ロシア大統領ウラジーミル・プーチンが新たなタルタリア・アーカイブを公開／メディーア・グリーレ／「AMG NEWS」から（2023年7月17日）】
※ロシアのプーチン大統領は今年、歴史から抹消されたタルタリア帝国に関するすべての歴史的記録を政府が保管し、公開することを発表しました。
その件に寄せて、暴露情報でおなじみのサイト「AMERICAN MEDIA GROUP（AMG NEWS）」の執筆者メディーア・グリーレさんがエッセイを綴っています。
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■失われた帝国の謎：ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が新たなタルタリア・アーカイブを公開（ビデオあり）
by メディーア・グリーレ（AMERICAN MEDIA GROUP／AMG NEWS執筆者）
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は画期的な啓示で新しいアーカイブ（保管庫）を開設し、かつて巨大な帝国であったタルタリアの影の歴史に光を当て、世界を席巻しました。過去の亡霊が再び現れ、私たちに世界史の理解を再検討するよう促すことになります。
2023年1月15日の寒い日は歴史に永遠に刻まれました。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、それ自体が謎に満ちており、歴史の隠された領域を明らかにする宝庫である新しいアーカイブを開設しました。国の豊かな過去を静かに守護するこのアーカイブがタルタリアの地図を公開することになります。
「何故それが重要なのか？」
誰もがこの疑問を口にします。
親愛なる読者の皆さん、この影響は確かに重要なことです。
この動向は重大なパラダイムシフトを示唆しました。幾重にも重なる歴史と奥深い伝統を有するロシアは、正統派の歴史学的な束縛から解放され、偽りのない真実の歴史物語に移行することを決意しました。
何故でしょうか？
何故なら、国家の力はその歴史の中にあるからです。それは未来を導く羅針盤であり、国家のアイデンティティを育む根源でもあります。歴史のない国は、嵐の海を漂流し、港も見えず、あてもなくさまよう船のようなものです。
ロシアにおける伝統的な歴史物語は、学術カリキュラムの中に織り込まれた物語に似ており、その起源は18世紀にまでさかのぼります。
それは、往年のロシアの統治者であるロマノフ家の遺産である聖書のユダヤ人の歴史概念に従って仕立てられています。しかし、この物語は元の暦からユリウス暦へ移行した結果、この王国の豊かなタペストリーの55,000年分以上を切り捨てました。
ロシア連邦は現在パラダイムシフトの崖に立っています。それは、西側の教育機関や非営利団体の支援のもと、過去20年間にわたって大量に出版された歴史書の根本的な見直しであって、全く新しい教育の概念を作り上げています。その歴史、その正体を取り戻す旅が本格的に始まったのです。
この旅の焦点は世界史の片隅に追いやられた謎の帝国「タルタリア」です。
多くの人にとって、この名前は不調和な音、忘れられた伝承のかすかな残骸のように感じられるかもしれません。エジプトのピラミッド、ペルシャ帝国の偉大さ、オスマン帝国の回復力、ローマ人の征服などの物語が教科書に載っている一方で、タルタリアの物語は不思議なことに依然として載っていません。
広大な領土の広がりという点では、この帝国を矮小化しているにもかかわらず、これまでタルタリアは歴史的議論から著しく欠けていました。
（※管理人より／今、暴露されている情報以上に実際のタルタリアの領土／勢力圏は大きかったようです。）
長年にわたってこの広大な帝国は、ラセニア、スカティア、そしてタルタリアと、様々な名称で呼ばれてきました。
とりわけ、エレナ・リュビモヴァやドミトリー・ミルニコフのような歴史家たちは、この巨大な国家実体に光を当てながら歴史の空白を埋め始めています。
複数の大陸にまたがるタルタリアには何百万もの人々が調和して暮らし、精神的および道徳的美徳に根ざした自立した文化を育んでいました。彼らは祖先、正義、家族の絆、そして祖国に対して深い敬意を抱いていました。
タルタリア人は印象的な種族でした。背が高く、赤毛で、肌が白く、魅惑的な青、緑、または灰色の目でした。このようなスラブ・アーリア人とロシア人は、興味深い特徴をあわせ持っていました。
彼らは平和な時には友好的で温厚でしたが、戦闘時には勇敢で冷酷でした。しかし勝利した時には、彼らには正義と思いやりがありました。彼らは逆境の中でも毅然とした態度を保ちました。その不屈の精神は、祖国の「旗」を守り、祖先の道徳と純粋さと信仰を守り、自分たちが無敵になるという揺るぎない決意から生まれました。
1771年に出版された「ブリタニカ百科事典」の初版は、この謎に満ちた帝国に関する興味深い洞察を提供していました。ウラル山脈からアラスカ、新しい土地からチベットに至るまで広がるタルタリアは、北と西がベリアに隣接する北アジアの恐るべき存在でした。
そこは、アストラカン人、チェルケズ人、ダゲスタン人、カルミ・タルタル人、ウズベク・タルタル人、モーグル（モンゴル）人、チベット・タルタル人など、それぞれ独自の文化と伝統を持った多様な部族や人々が、複雑かつモザイク状に混ざり合ったものでした。タルタリアは、多様性の中に存在し得る調和の証しだったのです。
その巨大な規模と文化的重要性にもかかわらず、タルタリアの存在は18世紀の幕開けと共に歴史のページから消え去りました。世界最大の帝国は、かつて1771年の「ブリタニカ百科事典」の地図に大きく刻まれていましたが忘れ去られました。
かつて偉大だったこの帝国の遺物はどこにあるのでしょうか？
何百万もの住民はどうなったのでしょうか？
何故この驚くべき文明が歴史書から消されてしまったのでしょうか？
これは歴史家も一般人も同様に悩まされている疑問です。
タルタリアが地図、書物、そして集団の記憶から謎の失踪を遂げたことは不可解です。「ブリタニカ百科事典」の改訂版にはその存在の痕跡がありません。何千年にもわたる人類の歴史のかなりの部分が、時の砂に飲み込まれました。
タルタリアのアーカイブの公開は、真実を明らかにする探求における重要な岐路を示しています。ロシア連邦は、タルタリアの歴史を書き換えるための記念碑的な一歩を踏み出し、これまで未踏の領域に光を当てました。ついにこの巨大な帝国についての真実が明らかになるでしょうか？タルタリアは世界史に再び登場するのでしょうか？時間だけが教えてくれます。
ひとつ確かなことは、人類文明の壮大な物語は、タルタリアの存在と貢献を認識することなしには不完全であるということです。これらのアーカイブの公開は、偏見や先入観を捨て、歴史の迷宮を深く掘り下げ、目に見えない帝国であるタルタリアについての真実を明らかにするよう、世界中の歴史家、学者、真実の探求者に向けた明確な呼びかけです。
世界史の物語は広大なジグソーパズルに似ており、タルタリアは欠けているピースです。21世紀を進むにあたってこのパズルを完成させ、人類文明の真のタペストリーが最終的に明らかにされることを期待しましょう。何故なら、タルタリアの復活はロシアだけでなく人類全体にとっての勝利だからです。
結局のところ、真実の炎は忘却の最も暗い隅で最も明るく輝くのです。
Source：The Enigma of the Lost Empire: Russian President Vladimir Putin Makes New Tartaria Archive Public (video)
※元記事の文末にビデオがあります。
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※画像／プーチン大統領の背後の古地図にタルタリア帝国が記載されている。
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