2019年11月23日(土)
【管理人がドハマリした楽曲ごちゃまぜリスト /その15(クラシック特集2)】
管理人がドハマリした楽曲ごちゃまぜリスト /その15(クラシック特集2)

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・曲名
作曲者/指揮者、演奏者

・交響詩「ツァラトストラはかく語りき」作品30「導入部」
リヒャルト・シュトラウス/ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団(※サントラ盤の収録曲はカール・ベーム指揮、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団の演奏)
スタンリー・キューブリック監督の映画「2001宇宙の旅(2001: A Space Odyssey)」のオープニングに使用された曲です。ニーチェの著書「ツァラトストラはかく語りき」にインスピレーションを受けて作曲されたもの。全曲は30分以上もある長い曲ですが、映画の「メインテーマ」として使用されたのは「導入部(Einleitung)」です。この映画で有名になりましたね。近年では「ツァラトゥストラはこう語った」なんて白けた翻訳の曲名もありますが、マジそれはやめて欲しい。映画のオープニングです。
2001 A Space Odyssey Opening
こちらはカラヤン指揮、ベルリンフィル盤の全曲です。お暇な人は聴いてみてください。だからその曲名はやめようよってば!W
1987 R.シュトラウス ツァラトゥストラはこう語った

・主よ、人の望みの喜びよ カンタータBWV147
ヨハン・セバスティアン・バッハ/METALhead
ここからバロック音楽を4曲ご紹介します。
まずはクリスマスになるとよく耳にするバッハの名曲です。本当の曲名は「イエスは変わらざるわが喜び(Jesus bleibet meine Freude)」といいますが「主よ・・」の曲名の方が一般的。この荘厳な楽曲、なんと「EW/QL Symphonic Orchestra Silver」というパソコン打ち込み用のDTMソフトで作られたデジタル音楽なんです。どうしても音の奥行きや広がり感は期待できませんが、音質は、まんまパイプオルガン。アーティストさんはメタル系のミュージシャンらしいです。実はバロックとメタルは相通ずるものがあるんだよね。分かるなあ〜。
J.S. Bach - 主よ人の望みの喜びよ (Church Organ & Choir) from Cantata BWV 147

・アイネ・クライネ・ナハトムジーク ト長調K525
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト/トン・コープマン指揮、アムステルダムバロック管弦楽団
おそらくこれがモーツァルトの一番有名な楽曲でしょうね。ドイツ語で「小さな夜の曲」という意味で4つの楽章で構成されています。モーツァルトは子どもの頃から天才と呼ばれた人なんですが、人間としてはいろいろと問題があったらしいですね。天才とナントカは紙一重。W
アイネ・クライネ・ナハトムジーク

・「四季 」より協奏曲第4番ヘ短調 RV 297「冬」
アントニオ・ヴィヴァルディ/Voices of Music
バロック音楽とはヨーロッパの17世紀初頭〜18世紀頃にかけての音楽のことで、ヴィヴァルディはイタリアの作曲家でバイオリニストです。これは4曲のバイオリン協奏曲のうちのドラマチックな1曲。3楽章の構成です。演奏はサンフランシスコのバロック専門のアンサンブルの皆さん。バイオリンの速弾きがお見事。
Vivaldi Four Seasons: "Winter"

・カノン
ヨハン・パッヘルべル/上野隆史指揮、日本ニューフィルハーモニック管弦楽団
これもバロック音楽です。「パッヘルベルのカノン」という曲名で有名です。オルガンや管弦楽の他に現代では実にいろんなアレンジバージョンがあって、結婚式などでもよく利用されますよね。カノンというのはいわゆる「輪唱」のこと。ロックバージョンもありますが管理人としてはやっぱりコレだなあ。
Pachelbel - Canon in d

・歌劇「アイーダ」より「凱旋行進曲」(第2幕第2場)
ジュゼッペ・ヴェルディ/エンリケ・ガルシア・アセンシオ指揮、Voces para la Paz
サッカーファンにはおなじみ。サッカー日本代表チームの応援曲として使われています。実はヴェルディが作曲した「アイーダ」という歌劇(オペラ)中の曲です。ストーリーはエジプトとエチオピアの戦争で奴隷となったエチオピアの王女アイーダと、敵国エジプト軍の将軍ラメダスとの恋物語を描いたもの。これはエジプト軍が戦いに勝利して凱旋するシーンの曲です。
AIDA. Marcha Triunfal - Verdi
※Voces para la Paz(平和のための声)は、スペインのミュージシャンや合唱団が連携して活動している人道支援プロジェクトの管弦楽団/合唱団です。

・「アランフェス協奏曲」第2楽章adagio
ホアキン・ロドリーゴ/ダニエル・バレンボイム指揮、イギリス室内管弦楽団
ロドリーゴはスペインの近代の作曲家です。ギターの楽曲をたくさん作曲したことで有名な人で、この曲もギターと管弦楽の協奏曲なんですが、ロドリーゴ本人はピアニストでギターは弾けなかったんだって。だろーな。前半と最後はめっちゃドラマチックなのに、途中のギターソロの部分はダラダラしてつまんないもん(W)
「アランフェス協奏曲」より第2楽章adagio/ホアキン・ロドリーゴ

・交響組曲「シェヘラザード」
リムスキー=コルサコフ/レイフ・セーゲルスタム指揮、ガリシア交響楽団
奴隷のシェヘラザードが毎晩シャハリヤール王に様々な物語を語って聞かせるという「千夜一夜物語(アラビアンナイト)」をテーマにした組曲。シェヘラザードは最後にはシャハリヤール王と結婚するわけですが、曲の中で時々出てくるドラマチックなバイオリンのソロがシェヘラザードのテーマです。
YouTubeは全曲です。スキップ可。第3楽章はきれいな曲ですよ。
第1楽章・海とシンドバッドの船
第2楽章・カランダール王子の物語(12:03)
第3楽章・若い王子と王女(25:10)
第4楽章・バグダッドの祭り。海。船は青銅の騎士のある岩で難破。終曲(37:18)
Rimsky-Korsakov: Scheherazade op.35 - Leif Segerstam - Sinfónica de Galicia
こちら、冨田勲さんによる第3楽章のアレンジバージョン。
Lovely Milliam(いとしのミリアム)
虫プロアニメ「千夜一夜物語」のサウンドトラックから。「ザ・ヘルプフル・ソウル」名義のサントラ盤と「冨田勲 手恷。虫作品音楽選集」に収録。
※おまけ
クラシックも「ウルトラクイズ」にしてしまうメイナード・ファーガソンのシェヘラザード(W)
Maynard Ferguson, 'Scheherazade' (N. Rimsky-Korsakov)
メイナード・ファーガソンの楽曲はリスト/その19にあります。

・オペラ「イーゴリ公」より「韃靼人の踊り」
アレクサンドル・ボロディン、リムスキー=コルサコフ編曲/サイモン・ラトル指揮、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
韃靼(だったん)人というのはポロヴェツ人のことで、ウクライナからカザフスタンあたりに居住していた遊牧民族のことです。これはロシアの叙事詩「イーゴリ遠征物語」をテーマにした歌劇からの1曲。ボロディンはこの曲を作っている途中で亡くなったんで、あとはリムスキー=コルサコフが中心になって完成させたそうです。ド迫力の曲なんですが、ベルリンフィルの演奏もスゴいんだわ〜。
ボロディン オペラ「イーゴリ公」より「韃靼人の踊り」

・「ロメオとジュリエット」第2組曲作品64terより「モンターギュー家とキャピュレット家」
セルゲイ・プロコフィエフ/アンドレイ・ボレイコ指揮、デトロイト交響楽団
日本人でこの曲を知らない人はいないかもしれません(W)実はシェイクスピア作「ロミオとジュリエット」のバレエ音楽の組曲の1曲なんです。モンターギュー家はロミオの家。キャピュレット家はジュリエットの家。かつてこの曲をCMで使用して話題になった某モバイル会社とのお付き合いは終わってますが、今はなき初代お父さん犬カイ君の思い出の記念に貼っておきます。
PROKOFIEV Suite from Romeo and Juliet - "Montagues and Capulets

・ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調BWV1048
ヨハン・セバスティアン・バッハ/フライブルクバロック管弦楽団
クラシック音楽特集の最後に、往年のヘヴィメタルファンの皆さんに謹んでこの曲を贈ります。特に5:53からのAreguroの部分になると「あ〜!」とお分かりになるでしょうか。某ラジオ音楽番組のエンディングは実はこの曲でした。いろいろありましたけど、管理人、S氏のあの頑固さは好きだったんですがね。おっちゃん元気かなー。
Bach: Brandenburg Concerto No. 3 in G major, BWV 1048
こちらも貼っておきます。この2曲、自分的にはセットでした。
Deep Purple Burn

HMS最終回(※トーク部分のみ)

管理人がドハマリした楽曲ごちゃまぜリスト/その16(Led Zeppelin特集)

※画像/映画「2001宇宙の旅」より















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