2019年8月13日(火)【管理人がドハマリした楽曲ごちゃまぜリスト／その８】
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・21st Century Schizoid Man：21世紀のスキッツォイド・マン（21世紀の精神異常者）／King Crimson／「In the Court of the Crimson King：クリムゾン・キングの宮殿」
イギリスのプログレッシブロックで、まぎらわしいですがバンド名がキング・クリムゾンです。プログレッシブとは前進的とか斬新的という意味ですが、まさに衝撃的なジャケットイラスト（※画像）が話題になったアルバム収録曲の１曲目。イコライザーをかけた「普通ではない」ヴォーカルが音楽ファンの度肝を抜いた伝説的な楽曲です。ミュージシャンで音楽プロデューサーのロバート・フリップのバンドで、ヴォーカルはエマーソン・レイク・アンド・パーマーのグレッグ・レイク。彼はのちにEL&Pに加入するのですが、グレッグが在籍していたということもあって、このアルバムは日本でもEL&Pと共に売れました。
King Crimson - 21St Century Schizoid Man
・Epitaph／King Crimson／「In the Court of the Crimson King：クリムゾン・キングの宮殿」
もう１曲、同アルバムの収録曲から。グレッグが美しく歌い上げている実にドラマチックな楽曲で上の曲と共にセットでヒットしました。エピタフとは墓碑銘のこと。
King Crimson Epitaph
・Black Night／Deep Purple／（シングル盤）
CMで使用されたことでお馴染みになったディープ・パープルのヒット曲。管理人が10代の学生の頃、スーパー・ダイエーの店舗の片隅にディッパーダンがオープンしました。小さな店にジュークボックスがあってこれが入っていました。学校帰りにしょっちゅう通ってアイスクリーム食べながら聴いた思い出の楽曲です。この曲は何故かシングル盤のみでアルバムには収録されなかったんですが、ジャケットが4枚目のアルバム「Deep Purple in Rock：ディープ・パープル・イン・ロック」と同じだったものだから、LPレコード買ったらこの曲が入ってないのでガッカリしたという人が続出。（レコード会社の陰謀だろ。W）2000年にリリースされたリマスター盤「Deep Purple In Rock (25th Anniversary Edition)」に収録されています。
Deep Purple - Black Night (1970)
・Hall of The Mountain King／Ritchie Blackmore's Rainbow／「Stranger in Us All：孤高のストレンジャー」
レインボーは元ディープ・パープルのギタリスト、リッチー・ブラックモアのバンドです。これはクラシックの作曲家グリーグの劇音楽「ペール・ギュント」の「第1組曲作品46第4曲：山の魔王の宮殿にて」をアレンジしたもの。管理人はクラシック音楽も聴きます。「ペール・ギュント」は好きだったので「おおっ！」と思った曲。
rainbow - hall of the mountain king
・Hardwired ／Metallica／「Hardwired… To Self-Destruct」
説明不要のベテランおっさんバンドです。理屈抜きにカッコいいです。この曲が収録されているアルバムは2枚組なんですがレインボーのヒット曲のカバーなども入っていて楽しめました。
Metallica: Hardwired (Official Music Video)
・Dr. Feelgood／Mötley Crüe／「 Dr. Feelgood」
モトリー・クルーのヒット曲です。PVはモトリーが2019年に改めてアップしてくれたもので、音質、画像共にグレードアップしています。この楽曲が収録されているアルバムは本当によかったですね。
Mötley Crüe - Dr. Feelgood (Official Music Video)
・Anarchy in the U.K.／Mötley Crüe／「Decade Of Decadence」
もう１曲、モトリー・クルーのアルバム「デケイド・オブ・デカダンス」の収録曲から。イギリスのパンクロックバンド、セックス・ピストルズの楽曲のカヴァーです。本家セックス・ピストルズのオリジナルは、はっきりいってグダグダの出来ですが（W）こちらのモトリーのカヴァーはメッチャよかったです。このPVも2019年にアップされたもの。
Mötley Crüe - Anarchy in the U.K. (Official Music Video)
・The human factor／Metal Church／「The Human Factor」
アメリカのメタルバンドです。ヴォーカルのマイク・ハウの声はちょこっとモトリーのヴィンス似。このアルバムは今でもよく聴いています。
METAL CHURCH The human factor
・In The Name Of Rock／Y&T／「Down For The Count」
モトリー・クルーやドッケンなどと同じ、LAメタルと呼ばれていたアメリカはカリフォルニアのハードロックバンドです。リーダーのデイヴ・メニケッティはギターを弾きながらヴォーカルをやるのですが、管理人はこういったハスキーな声が好きなんですよ。ヒットしたアルバムはいくつかあるんですが、この曲が収録されているアルバムは総合的に良質。ジャケットのイラストで敬遠されて損しただけ。W
Y&T In The Name Of Rock
・Sampo／Amorphis／「Skyforger」
アモルフィスはフィンランドのメロディック・デスメタルバンドで、情緒豊かな美しい曲が多いので昔から人気があります。この楽曲が収録されているアルバムタイトル「Skyforger：スカイフォージャー」とは空の鍛冶屋という意味で、フィンランドの叙事詩「カレワラ」に登場する鍛冶職人の物語をテーマにしています。楽曲タイトルの「サンポ」とは主人公が造った幸せをもたらす道具の名前だとか。歌メロの部分が一般的なロックの８ビート（拍子）や16ビートではなくて８分の６拍子なんです。（だよね？）要するにワルツの３拍子です。それがまた実に心地よいんです。
Amorphis Sampo
・Tornado of Souls：魂の竜巻／Megadeth／「Rust In Peace」
メガデスといえばアメリカの超メジャーなメタルバンド。どちらかというと曲よりギタリストにドハマリしたバンドです。TVでお馴染みのロックミュージシャン、マーティ・フリードマンは昔このメガデスのギタリストだったんです。PVは1992年のロンドンのライヴ。おおかた右側で弾いているチェックのシャツがマーティ。（若い！）ブリッジの部分で華麗なるギターの速弾きやってます。
Megadeth - Tornado Of Souls
・Self Pollution／Marty Friedman／「Wall of Sound」
こちらはマーティ・フリードマンのソロアルバムから。彼のギターがたっぷり堪能できる曲。TV番組では音楽とは関係ないレポーターなどもやっていて、とてもそうは見えませんが、この人ひとたびギター持ったら人が変わるからね。（W）彼は昔から日本が大好きでメガデスを脱退したあとはずっと日本に住んでいます。
MARTY FRIEDMAN - SELF POLLUTION (OFFICIAL VIDEO)
もうひとつご紹介します。マーティがアレンジした「天城越え」のロックバージョンです。歌はもちろん石川さゆり。これちょっとスゴいです。インストゥルメンタル（歌なし）バージョンもあります。
Marty Friedman Produce Rock天城越え with マーティー・フリードマン
・I Fought the Law／The Clash／（7インチEP盤）
車のCMで使われていたのでこの曲知っている人は多いと思います。実はイギリスのパンクロックバンド、ザ・クラッシュの曲です。管理人はパンクロックも聴いてまして、セックス・ピストルズとザ・クラッシュをよく聴いてましたが、どちらかというとこっちが好みだったかな。ギタリストはミック・ジョーンズですが、フォリナーのギタリストのミック・ジョーンズとは別人。
The Clash - I Fought the Law (Official Video)
・Had a Dream (Sleeping With the Enemy)：夢の世界で／Roger Hodgson／「In the Eye of the Storm：愛なき嵐に向かって」
イギリスにSupertramp：スーパートランプというポップロックバンドがあるんですが、そこのヴォーカルだったロジャー・ホジソンがバンド脱退後にリリースしたソロアルバムの収録曲です。声はイエスのヴォーカルのジョン・アンダーソン似ですが、ここまでクリアでハイトーンだとちょっと耳につく感じ。でも個人的なゴタゴタでいろいろと疲れていた時期に、この曲でずいぶん元気づけられたもんです。スーパートランプは「ブレックファスト・イン・アメリカ」という楽曲が日本でもヒットしました。
Roger Hodgson - Had a Dream (Sleeping With the Enemy)
管理人がドハマリした楽曲ごちゃまぜリスト／その９
※画像／King Crimson「クリムゾン・キングの宮殿」
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