2024年3月3日(日)【生活情報／👛「年金生活者支援給付金」のお話】
「年金生活者支援給付金」とは「老齢基礎年金」など公的年金を受給されている人で、毎月の収入が少ない非課税世帯の人など、定められた要件を満たしている人に対して、年金に上乗せして給付される支援金のことです。
●支給要件
以下の支給要件をすべて満たしている人が対象となります。
（１）65歳以上の老齢基礎年金の受給者
（２）同一世帯の全員が市町村民税非課税
（３）前年の公的年金等の収入金額とその他の所得との合計額が878,900円以下
※778,900円を超え878,900円以下の人には「補足的老齢年金生活者支援給付金」が支給されます。こちらは保険納付済の期間（月額）などを元に計算されるもので給付月額がやや少なくなります。
※障害基礎年金、遺族基礎年金の受給者にも支援給付金があります。詳しくは下のホームページと動画で。
●給付基準額は月5,140円／年61,680円
給付額は各人の年金状況を元に算出されますので、対象者の状況によっては金額が多くなったり少なくなったりします。しかし支給要件を満たしている限り、一度申請すれば生涯に渡って年金と一緒に自動的に支給されます。年間6万円ほどの収入が増えることになります。
また、年金受給者でこれまでは収入が多かったことで支給要件から外れていたが、途中から世帯の収入が減って支給対象になっているなど、要件を満たしているのに支給されていない人、支給対象者なのに役所から申請書（請求書）が届いていない、申請書（請求ハガキ）を紛失したなどの場合、各市町村の年金事務所に申し出ると支給されるようになります。
⬇️厚生労働省のホームページ
年金生活者支援給付金制度
⬇️こちらの動画で分かりやすく説明されています。
【知らないと大損！】 65歳から一生6万円が年金に上乗せ! 生涯合計 100万円もらえる！ 年金生活者支援給付金について徹底解説
●どこまでも自己申告の給付金です
この給付金は自分から申請しないともらえません。「日本年金機構」から申請通知（支援金請求書）が届いているのに請求書（ハガキ）を返送していない人はすぐに送ってください。
これから老齢年金を受け取るようになる人には申請書が送られてきます。ハガキに必要事項を記入して返送してください。
また、お身内で支給要件を満たしているのに支給されていない人がいたら、早めにお近くの年金事務所に申し出るよう教えてあげてください。
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