2012年07月04日(水)【アルクトゥルス・グループからのメッセージ（2012年6月30日）】
親愛なる皆さん、多くが変化して混乱しているように見えるこの時期にご挨拶いたします。
たとえ皆さんがニュース等で何も変わったことを聞いていないとしても、それでも私たちは、あらゆる計画がプロセス通りに進行しているのだという希望をお届けするためにここにいます。
拡散しつつある数多くの情報は、まさにこれまで皆さんが知らなかったことです。親愛なる皆さん、真実をしっかりと受け止めて、この人生の中で浮上して明白になる二元性と分離の恐怖や疑問に、皆さん自身はとらわれないようにしてください。
今、皆さんの惑星に押し寄せている新しいエネルギーの中へと皆さんを運ぶためにすべてが急速に動いています。真理が認知されるとき、そのすべてが皆さんの世界とお互いのために、他者の重荷を取り除くという小さな愛の功績となって、それがさらに光を加えることになります。
しかし「良い事をしている」といった慈善的なレベルでやろうとしないでください。「良い事をしている」というのは「尊いこと」の間違った考え方へのとらわれです。それは、多くは個人的エゴに基づく行動であって、利益が返ってくることを期待する自己満足です。
また「良い事をしている」は、人々や物事はこうでなければならない（※固定観念）という３次元的な二元性と分離の信念からの行為でもあります。
すべての人々が進化の旅を始めるためには審判すべきではないのです。たくさんの意味深い援助が、すでに意識状態を通して世界中に与えられています。ですから皆さんは今、そういった方法を越えて、もっと高いレベル、つまり本当は固定されたものなどないのだと分かっているレベルで行動することが要求されるのです。
私たちが皆さんの世界で見られることを否定していると言っているわけではありません。また、必要なときに手を貸してはいけないと言っているわけでもありません。私たちが言っているのは、外観というものは神が定めたものではなくて、単に二元性と分離に基づく概念が現れているだけだと認め始める時だということです。
親愛なる皆さん、これは進化の旅です。外観を現実だと見なすことを越えて行動しましょう。
たとえ、人々が自分自身のことを分かっていないとしても、どの人の人生も完全に聖なるものの内にあると見て、ワンネスの意識が流れ出してくることを受け入れ、平穏に行動してください。聖書の教えはそういったことに関しては真実です。
皆さんが他者のためにできること、また自分のためにできることは一つだけです。他者を助けようとするときは、常に自分の意図がどうなのかよく調べてください。そして、多くの人が学びのために特定の体験を選択していることを覚えていてください。
自分の直観を信頼して、同情ではなく常に思いやりで行動してください。他者の問題に同情すると、あなたのエネルギーがそこに没入してしまうからです。あなたは思いやりで話を聞いて、自分にできることを提供してあげてください。そして、あなたは真理と光の中心にいてください。
光の新しい気付きへと移動している人々は、古い馴染んだ信念に新しいものを取り入れようとしていますが、それはできないことです。ワンネスの霊的なメッセージに入って行きたいのなら、二元性と分離のあらゆる信念から離れなければなりません。皆さん方のキリストの聖書にあるように、新しいワインを古いワイン袋に入れることはできないのです。
おそらく、生活全般で事実であったり快適であったりした一般の宗教的な信仰や信念が、家族や友人を一つにまとめる「接着剤」だったということから離れるのを多くの人が恐れます。しかし、より深遠なる真理にオープンになっている皆さんは選択しなければなりません。
「自分は快適で馴染んだことにとどまるのか、それとも、提示されている新しい意識へ移動するのか？」と。
重大な変化に家族やパートナーが恐怖で動転して怒ることはよくあることです。従来からの強い信念システムがあった場合は特にそうです。
かつての人間の信仰・しきたり・教えに関して悟ってください。それは単なる真理の概念ですが、そのような真理の解釈の考えは、意識のあり方を少しも目覚めさせませんでした。それは組織化されたものだからです。
いったん、本来の意識を明確にするものが周囲に存在しなくなると、深遠なる真理からのメッセージは失われます。そして、まだ本来の教師レベルにない人々が聖なる教えを解釈してしまいます。
スピリチュアルな進化を通して皆さんの貴重なものを失うことなどありません。単に多くの組織化された宗教のしきたりや象徴的儀式の表現を高いレベルに移すだけだと知ってください。
皆さんの「グループ」が、深遠なる真理を包含する準備がまだできていないなら、それは良いことです。屋根の上で悟りを叫ぶ必要はありません。シンプルに実行開始してください。
日々（できるだけ）自己の内側の中心に行って、新しい意識で熟考する時間を取りましょう。長く時間をかける必要はありません。皆さんの日々の暮らしの中に真理を組み込むということです。
もしも、あなたに古いやり方を続けて欲しいと願う人々からの怒りを受けたとしたら、それはあなたが穏やかに、はっきりした態度を打ち出すときです。
あなたが自分自身のために新しい道を検討していて、彼らのやることを尊重していること、あなたは彼らが選択することを認めていることを一度だけ説明してあげてください。そして、あなたが悟ったことに関しては謝罪しないで、また、それを彼らに強制しようとしないでください。
精神異常の定義とは、異なる結果を期待して何度も同じことを繰り返し続けることだと、皆さん方の有名人の一人が言ってましたが、それをいまだに多くの人々がやり続けています。
終わったものは終わったのですから、人々がそれを乗り越えて進化したあとで、古くて終わったことを継続しようとする人は一様に失敗にみまわれます。準備ができている新しい意識には、常にそうしてきたような繰り返される失敗の困難な方法と、新しい意識に移動した生き方である簡単な方法の両方が組み込まれるでしょう。
人間関係というものが、真実の人間関係の感覚で生きる準備ができたあとでも、個人に３次元の「人間関係ゲーム」を続けさせようとすることはよくあることです。このような人は「手に入れる」まで古いエネルギーの信念で約束される達成感を求めて、次から次へとパートナーを変えて行き、そしていつも痛みを伴った挫折を体験します。
親愛なる皆さん、これは進化するために皆さんが求め、選択し、そして自分自身が受け入れたことです。
たくさんの無知あるいは悪意ある欲求が、いまだに古いエネルギーを活性化しておくために活動しています。しかし皆さんは横道にそれて別の道を整えています。皆さんは高次元の光の中へと惑星全体をシフトさせる準備をもたらすために、古く終了したものすべてを解き放つという重荷を背負いました。皆さんはそれを選択しました。
親愛なる皆さん、皆さんは自分の人生で古い終了したものを浄化し解き放っていると同時に、一般的、普遍的な人類の信念のマトリックス（母体／基盤）から、これらの古い信念を浄化し解き放つ手助けもしています。つまり、真理に引き付けられて準備ができている他の人々のために光を加えているのです。
言わば皆さんは道路工事をしているわけですが、皆さんはしばしば人々の反応を得ようとします。ですが、皆さんがやっていることや信じていること、そして人々に告げようとしていることが、人々にはまだ完全に理解できません。しかしそれを懸念しないでください。
皆さんの仕事は世界にショックを与えて、叫んで、引きずって行くようなものではありません。皆さんの仕事とは、ただ厳粛に、ひそかに、静かに、自分のやるべきことを行うだけです。たとえ何処にいようと黙って光を放つことなのです。そして「自分の目で見て、自分の耳で聞く」人が応えるのです。
（※管理人注／旧約聖書のエゼキエル書12章に「見る目があるのに見ず、聞く耳があるのに聞こうとしない：eyes to see, they see not, and ears to hear, they hear not」という一節がある。）
すぐに皆さんの苦労が実を結ぶのを見るでしょう。すべて、うまく行ってます｡
私たちはアルクトゥルス・グループです。
「The Arcturian Group 30 June 2012」
Channeler：Marilyn Raffaele
Source：oneness of all
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■管理人の蛇足
本文中に「他者を助けようとするときは、常に自分の意図がどうなのかよく調べてください。そして、多くの人が学びのために特定の体験を選択していることを覚えていてください。」という一節があります。
他者を援助する際に、「どのように援助すればいいのか」という質問に、ある高次元の霊的存在はこんな話をしました。
「魚釣りの初心者がいたので、経験者のあなたは彼を手助けしたいと思った。
あなたは彼に道具の使い方や釣り方を教えて、魚が釣れそうな場所も教えた。
だが彼は、なかなか魚を釣ることができずに落ち込んでいた。しかし、だからといって、彼のためにあなたが代わりに魚を釣ってやる事はできないのだ。」
こういう難しいテーマに出会うたびに、僕はいつもこの話を思い出します。（管理人）
※関連記事アルクトゥルス・グループからのメッセージ（2012年6月17日）
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