2020年08月23日(日)【あなたはどの星系から来ましたか？スターシードの履歴書（３）オリオン／マルデック】
●オリオン：Orion ～理論とバランスの完璧主義者～
（※オリオン座の星系）
オリオン星系の星が起源の人は強い個性、理想、信念を持っています。あらゆるものに関する理由と内面的な意味を理解しようとする強い欲求があります。
彼らは理解する必要のある人や出来事をすぐ分析したがる傾向があります。周囲の人々は自分が調べられているように感じてイライラするかもしれませんが、これは、ほとんどのオリオン人が感情レベルではなく精神レベルで活動する傾向にあるためです。決して感情が欠如しているのではなく、単にオリオン人の特質が機能しているだけのことです。
彼らは人に自分の意見を尊重することを望み、時に自分の意見の正当性を主張して押し付ける傾向があります。彼らは他人のニーズに関する心配りと、自己の意欲とのバランスを取ることを学ぶ必要があるでしょう。
成熟したオリオン人は自分の意見や見解を説明する際に、他の人がそれを正当なものとして検討してくれる事こそ自分が求めているものであって、必ずしも他の人が同意する必要はないことを学んでいます。
オリオン人は幅広い分野に関心があって、知識への強い探求心があります。その探求心を共有できない人々に不満を感じているかもしれません。
彼らと会話する際は、彼らがそのテーマに大きな関心を持っていて深い知識があるか、あるいはまったく興味がなく、その分野に関して何も知らないかのどちらかでしょう。徹底的な証拠と妥当性の証明なしに新しい信念を受け入れることには、強い懐疑心があって難しいのです。これは彼らが精神的、知的にフォーカスしているものによることで、受け入れる前に物事は論理的に「意味をなす」べきものであって、それを理解する必要があるのです。
オリオン人は自分と他人に対して批判的である傾向があります。これは彼らが完璧を求めるからです。彼らは細部に目が行き届き、他の人には見えない事にも気づきます。それが注意や修正が必要だと感じた場合、人に指摘する傾向があります。これはオリオン人のエネルギーに慣れていない人を人々を混乱させることで、個人的に非難されたと見られる場合もあるでしょう。
しかし、彼らはバランスに敏感で、アンバランスの状況では物理的、身体的、感情的に不具合が起こる危険性があることを認識していることですから良いことです。彼らはあらゆるレベルで最高の気分を味わうために、周囲の美しさとエネルギーのバランスが取れた流れを必要とするのです。
人間関係に関しては、感情的な事に対してどこまでも知的に反応します。そんな反応が人を驚かせるかもしれません。理解しようとする意欲が感情的な反応より、はるかに強いからです。状況の背後にある原因を理解して受け入れることが、彼らにとって大切なことなのです。ですから感情的な状況においては、典型的なオリオン人の反応は「質問する」ことでしょう。これは彼らが鈍感という意味ではなくて単に理解しようとしているのです。
彼らは感情的な状況に不快感を持つことがよくあります。それを尊重して、彼らが質問したり感情を理解したりする必要性のない状況において、彼らとのつきあい方やコミュニケーションをスムーズに構築することができるでしょう。
オリオン人は、内的な流れの充電と学びや開発のためにプライバシーと時間を必要とします。彼らはひとりで、あるいは小グループの環境で最もよく学ぶことができるので、学校などの大規模な学びの場は苦手です。彼らはエネルギーレベルが高く、彼らが抱いている疑問の性質もあって、オリオン人が教室での学習に反発的になっている場合は、指導がうまく行われていないと感じたり、学習に意味がないと感じたりしています。
一方、多くのオリオン人は広く細かいところまで見抜く能力があって、独特の角度から情報を提出することができるので優れた教師になるでしょう。また彼らはユーモアのセンスがあって、いたずらして遊びたいという欲求があります。周囲の人は、そんな遊び心が批判を呼んでしまうだろうと思うかもしれません。
また、オリオン人はサイキック能力やスピリチュアル的なコミュニケーション優れた能力を持っています。彼らがスピリチュアルの方面で成長する時は、最大の困難に対面した際に、それがより高いレベルへの信頼と信仰を発達させる事だと分かっています。これは、信仰だけで受け入れなければならない霊的なものの多くの側面を理解しているからです。
彼らは信念を受け入れる前に疑問を持ち、証明で答えを得ることで、論理的な理解を求める必要性に深く根付いています。彼らはスピリチュアルな自己と技術的なマインドを組み合わせることを学んでいるので、それが多くのオリオン人にとって内的な葛藤を生み出してしまうかもしれません。しかし、それは重要な情報と知識のコレクターであるオリオン人が他の人と共有できる共通した問題です。
※管理人より
この解説を読んで真っ先に頭に浮かんだのは、TVドラマ「スタートレック」のミスター・スポックでした。あれ？バルカン星ってオリオン座でしたっけ？いや違うよね。エリダヌス座でした。W
●マルデック：Maldeck ～信頼を大切にする頼れる知識人～
（※かつて火星と木星の間にあった粉々になった惑星。現在では残骸がアステロイドベルトとして残っている。）
マルデックが星の起源の人は強靭で安定した性格を持っています。彼らはその信念が何であろうと、自分の決意した事に集中しています。彼らは何か新しい可能性を受け入れる前に常にたくさんの疑問があるので、自分が納得できない限り、他の人が新しい信念の妥当性を説得するのは困難かもしれません。
マルデック人はたいへん知的です。科学的に考えて、細部をないがしろにしない傾向があることから、多種多様な分野において幅広い知識を持っています。ですから様々なキャリアがあったり、専門分野以外でも強い興味を持っているでしょう。彼らは物事や出来事の表面下にあるものを理解しようとするので、単純な説明や簡単な答えを受け入れることはめったにありません。出来事や経験、対人関係を分析する傾向があって、常に表面レベルでは分からない事があるはずだと考えます。彼らは通常、会話で取り上げられるようなテーマについては、かなりの知識がある人です。
彼らは控え目な性格ですから、よく知らない人に近づくのは苦手で敬遠します。誰が自分を内面から信頼しているかについてたいへん慎重になります。しかしひとたび友人として、または親密な関係として受け入れられると、マルデック人は非常に愛情深く、たいへん誇らしい信頼できる仲間となるでしょう。ただ、人がそういった資質を同じように返してくれないとその関係に失望します。自分が喜んで与えるものを他の人にも期待するからです。
彼らは人の表面に出ない深い信念や感情を見抜くことができるので、周囲にとっては驚くべきことでしょう。彼らは完全に信頼する人にだけ、感情的に自己をオープンにします。そして、このような信頼関係が存在する時に能力を発揮して、あらゆるレベルで自分のことを他者と分かち合って楽しむでしょう。
また、マルデック人は謎や未知なもの、説明できないような事柄が大好きです。彼らはしばしば「魔法」のようなエネルギーで創造されたり、顕現したりする現象に魅了されます。早くから天文学、惑星や宇宙の探検に興味があるでしょうし、アーサー王や円卓の騎士、魔法使いなどの物語が大好きかもしれません。
また彼らは目標への名誉、誠実さや忠誠心、奉仕の精神の欲求が強いので、そんな理想が守られて日常生活で一般的だった歴史的時代に強く憧れます。そういった時代はマルデック人によって支持されていました。ですから彼らは今という時代に大いに不満を感じています。
人間関係においては、マルデック人はパートナーをよく理解し尊重して支持します。パートナーが自分と完全に打ち解け合っていると、あらゆるニーズと欲求についてオープンに話し合います。そして、愛する人が目標や夢を達成するのを助けるために、必要なことは何でもする意欲を持っています。ただし、彼らは友情や人間関係、仕事や考え方などに関して疑問を持っていることがあるので、深い信頼関係を築くまでに、たくさんの議論の時間が必要になるかもしれません。そして見返りを期待しており、そうでなければすぐに幻滅するでしょう。これはマルデック人に見られる気質のひとつです。
※管理人より
かつて火星と木星の間にあったマルデックは、遥か太古に高度な科学文明で栄えた惑星だったと言われています。ところが、発達しすぎたテクノロジーの無責任な乱用が惑星全体に大きな負荷をかける結果となって、ある時、星が爆発して粉々に砕けてしまうという大惨事が起こったそうです。実はアステロイドベルトは太陽系の「負の遺産」なのです。
そんな悲惨な記憶が潜在意識に残っているからこそ、それでマルデックの過去生がある人たちは、人間関係に強い警戒心があるのではないかと、管理人はそのように推測しています。
シードの履歴書（４）アルクトゥルス／アポロニア／アンドロメダ
※画像／オリオン座
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