2018年10月13日(土) 【アセンデッドマスター入門/「メタフィジックス通信」より】 ■アセンデッドマスター入門 その1/アセンデッドマスターの特徴 ●アセンデッドマスターとは誰か アセンデッドマスターは、かつては人間として転生しながら、カルマをすべて償却し、光へとアセンションを遂げた存在です。天使やスピリットと同様、肉体を持ちません。 アセンデッドマスターという名前が広まったのは、神智学教会の教えに由来します。神智学教会とは、1875年にニューヨークでH・P・ブラヴァツキー夫人とオルコット大佐等によって結成された団体です。 その教えは、勉強しようと思うと相当にガッツがいるのですが、ざっくり言うと、19世紀にイギリスで流行し、コナン・ドイルや、ルイス・キャロルもハマったと言われる心霊主義に、三角貿易の関係でインドから入って来た東洋哲学の要素が加わった思想です。つまりは、カルマ&転生&アセンションですね。 その中で、アセンデッドマスターの存在は、ブラヴァツキー夫人がチャネリングで得た情報がベースになっています。しかし神智学協会から分派が出来たり、様々な人がチャネリングをしたりで、後になって、だいぶ情報が入り乱れました。 アセンデッドマスターのチャネリングメッセージは、今では下火ですが、90年代〜2000年代の旧アセンション時代には、もっとポピュラーでした。下火になってしまった理由としては、おそらく旧アセンションが不発に終わってしまったことと、「一体なんでこんなことになってしまったのか?」というくらい複雑なヒエラルキー的哲学が、今の時代にフィットしなかったのだろうと思います。 でもアセンデッドマスターが悪いわけでもないでしょうから、今日は彼らについて勉強しましょう。 ●アセンデッドマスターの6つの特徴 アセンデッドマスターは、頼れる部活の先輩や、紅白の大トリを務めたころのサブちゃんのようなキャラを担うようです。 1.肉体を持たない アセンデッドマスターは、カルマの輪、つまり転生のサイクルを終えていますので、もはや肉体は持ちません(ただし、肉体を持つという説もあります)。同時に多くの場所に現れ、大勢の人を助けることが出来ます。 2.文化的な制約を持たない アセンデッドマスターは、あらゆる人種、文化、宗教からやって来ています。彼らの助けを必要とする人なら、どんな宗教、どんな思想を持つで人も、ウェルカムです。懐が広いですね。 3.役割が広い アセンデッドマスターが担う仕事は幅広く、アセンションのティーチャー、ガイド、ヒーラーなど、私たちの生活の様々なエリアで、成長と学びをサポートしています。お金や仕事の相談なども、実務的なことでも、なんでもござれです。 4.グレート・ホワイト・ブラザーフッドに所属する 一般的にアセンデッドマスターたちは、グレート・ホワイト・ブラザーフッドという、地球を守る高次元グループを作っていると言われます。白は白魔術の意味だそうで、人種とは無関係です。愛と光の存在ですから。 (※管理人注/グレート・ホワイト・ブラザーフッド=聖白色同胞団。イエスキリスト=サナンダをリーダーとする地球の高次元存在たちの集団。メンバーのひとりだったシルバーバーチは世界的に有名。) 5.シャンバラに住んでいる 彼らはゴビ砂漠上空のシャンバラと呼ばれる光の都市に住んでいます。「いや、地下都市だ!」という真逆の説もあります。さらにシャンバラは、フィジカルに実在する説と、エネルギー/別次元説があります。 6.人類のアセンションを助ける 彼らはアセンションの先輩ですから、人類を助けるのは朝飯前です。しかも元々人間ですから、私たちの感情や、カルマに囚われる面倒臭さも、熱い人情とハートで理解してくれます。その点は、天使やETにはない強みです。 ちなみに、アメリカでのアセンデッドマスターの位置付けはどうかというと、本当に神智学を学ぶ人向けな気がします。神智学系の教会も沢山あります。 ドリーンのカードのおかげで、むしろ日本での方が、広く浅く浸透しているように思います。 ■アセンデッドマスター入門 その2/アセンデッドマスターの教えとアセンション ●アセンデッドマスターの教え アセンデッドマスターの教えとして最も根幹となるのは、以下の3つです。 1.全ては、普遍的に浸透する神の現れである 全ては神の現れであり、ひとつのものだという教えは、今もスピリチュアル界でよく言われます。神とは特定の神を指すのではなく、生命、光、愛の源で、私たちもそこから生まれます。 2.個人は、神の個別の現れである 誰もが、生命や愛の源である神の一部であり、その化身です。私たちは神の表現として、自分と言う存在を経験します。 3.宇宙は、生命と愛と光の海 すべてが神であるなら、世界は生命と愛と光の海であり、私たちはその海を漂う光の粒子です。 ※ちなみに、これら教えは今でも広く伝わっていて、いわゆるスピリチュアルの教えの基本となっています。しかし、アセンデッドマスターが直接のルーツというわけでもないようです。 神智学が広まった19世紀後半から20世紀初頭にかけて、世界史的には帝国主義で、アジアに植民地を作る時代でした。東洋思想が欧米に入ってきやすい時代だったんですね。 「すべてはつながっていて、ひとつだ」というのは、非常に東洋的な考えです。この考えに影響を受けた人たちは、超越主義やニューソートと呼ばれるグループを作り、こうした文化が母体となって、スピリチュアル/ニューエイジ思想が開花します。 ●アセンデッドマスターとアセンション さて、先ほどのアセンデッドマスターの教えが、一体何の役に立つのかと言うと、アセンションに必要な基本知識になるようです。 彼らの定義するアセンションとは、神と完全にひとつになることです。その状態を「アイアム状態 I AM presence」という、日本語にしづらい名前で呼んでいます。「I AM」とは、「私は〜です」の状態であって、「特定の名を持たない全て」だという意味です。 この状態に達するには、意識に残るネガティブなカルマのうち、少なくとも51%を償却する必要があるそうです。思ったよりは、数字が控え目ですね。 彼らの教えをベースとして、それと矛盾するネガティブな思い込みや感情を手放しましょう。物理世界の分離を幻想だと見破り、進化という神聖な計画を進めることで、私たちはアセンションします。私たちもまた、アセンデッドマスターの道を進んでいます。 ※管理人注/神智学:Theosophy アメリカ人のヘンリー・スティール・オルコット(通称オルコット大佐、1832年 - 1907年)とブラヴァツキーらが1875年に組織した神智学協会(神智協会)によって広められた。神智学協会は「真理にまさる宗教はない」をスローガンに掲げている。 ブラヴァツキーによれば、〈神智学〉運動とは、太古より特定の秘儀参入者によって伝承されてきた宇宙と人間の秘密から、時代ごとにふさわしい形式で東西の宗教が発生してきたとされ、その諸宗教の対立を超えて、秘密の重要部分を公開することで、再び古代の根源的な「神的叡智」への回帰を目指そうとするものである。(Wikipediaより) 画像/ブラヴァツキー夫人がアセンデッドマスターと撮った記念写真。左からクーツフーミ(クートフーミ)、エル・モリヤ、セント・ジャーメイン。 「メタフィジックス通信」さんより転載 http://metaphysicstsushin.tokyo ※関連記事 よく分かるアセンデッドマスター セブンレイの有名マスターを知ろう <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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