2018年01月23日(火)
【【お狐さん】畑で拾った陶器の狐、京都の伏見稲荷に納めようとすると人型の狐のお兄さんが出てきて…/「おうまがタイムズ」から】
【お狐さん】畑で拾った陶器の狐、京都の伏見稲荷に納めようとすると人型の狐のお兄さんが出てきて…/「おうまがタイムズ」から

※大雪になって寒い日が続いていますが、ここでちょっと気分転換も兼ねて、ハートがあったかくなるような、お稲荷さんにまつわる、ほのぼのとした話をご紹介します。
おうまがタイムズさんからの転載です。(管理人)

 * * * * * * * *

【お狐さん】畑で拾った陶器の狐、京都の伏見稲荷に納めようとすると人型の狐のお兄さんが出てきて…

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小学生の頃、学校の畑を掘ったら、土の中から陶器の狐が出てきた
真っ白のかわらけで出来た狐のお面みたいなやつで
他にもたくさん出て来て、七福神やら打出の小槌やら縁起物のもあった
小学生だから「これはお宝だ!」と気に入ったものを勝手にとって持ち帰った
狐はひとつしかなかったが、掘り起こした私自身が手放さなかったのと
他の子が「釣り目でこわい」と言って嫌がったので
私はお狐さんを喜んで持ち帰った
近くで見ていた先生も特に何も咎めなかった

で、帰ってからしばらくは大事に大事に机の引き出しに入れておいたんだけど
中学に上がってから、テレビで人形供養とかそんな番組を見て
私のお狐さんも神社に納めた方がいいんじゃないか…と思い始めた

そもそも、この畑に埋まっていた物は何なのか、
大人に聞いてみたが、よくわからないとの答えだったが、
地面に埋まっていた物なら神社かどこかにお返した方が
良いかもしれないということになった
で、ちょうどこの時、家族で京都に旅行する予定があったんだ
狐なら稲荷神社がいいだろう、どうせなら総本山の伏見稲荷が良いのでは、
と、旅行にかわらけのお狐さんも持って行った
お狐さんが手元から無くなってしまうのは寂しかったけど
潮時かなとも思ったし、伏見稲荷に行くのはすごく楽しみだった

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旅行当日
割れたりしないよう厳重にくるんだお狐さんをバッグに入れて、
行きの新幹線で爆睡中の私
その夢に、茶髪の兄ちゃんが出てきた

夢の中で現実と同じく京都行の新幹線に乗ってるんだけど
乗客が私とその兄ちゃんしかいなくて、二人で向い合せに座ってる
兄ちゃんは、ジーパンに白いTシャツ、腕には紫色のリストバンドをしていて、
茶髪で、色が白かった
茶髪の兄ちゃんは困った顔で言った

「あのさー、神社行くのは良いけど伏見はやめようぜ  嬢ちゃんも急にエライ人んとこ行けって言われたら困るだろ? 俺、ずっと地元に居たいのよ。のんびりしてーの。な?頼むよ」

兄ちゃんの紫色のリストバンドは、お狐さんが割れないよう、
ずっと引き出しの中にしまっていた時から包んでいた物だった。

京都に着いて伏見稲荷には行ったけど、お狐さんを納めるのはやめて、
神社の人に「こういう物があるのだけどどうすればいいですか」と質問するだけにした
神社の人は「ご近所の稲荷神社か氏神様にお納めください」と教えてくれたので
帰ってから地元の稲荷神社に持って行くことにした

京都から帰ってから、地元のお稲荷さんに行く前日、
また夢にあの茶髪の兄ちゃんが出て来て

「世話になったなー、これ嬢ちゃんに返すな」

と紫色のリストバンドを夢の中で私に返してくれた

翌日、お狐さんは無事に地元の稲荷神社に納められた。
あんまり怖くないけど、不思議な話かなと思ってここに


788
お稲荷さんって祟るからコワイ印象あったけど、こんな話もあるんだねー
これからもにーちゃんが見守ってくれてたらいいねー

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ゆるいお狐にーちゃんだなw

800
「いきなり偉いさんのとこに連れてかれるのは勘弁」と言ってるあたり、まだ若者っぽいお狐さんだね
人間でいえば新卒で大手企業の地元支社に就職、仕事にも慣れて適度にサボってたら本社にチクられそうになって焦る新米社員て感じかw

「おうまがタイムズ」
http://www.oumaga-times.com/

●管理人の蛇足
「お稲荷さん、やりすぎでしょ〜!」

管理人が昔住んでいた町に神社があって、その境内の隅に稲荷神社がありました。稲荷神社のご祭神はトヨウケヒメノミコトさん。繁華街に近いことから、地元では商売繁盛と芸事上達のお稲荷さんとして親しまれていました。
お稲荷さんといえば、場合によっては何だか、おどろおどろしいイメージもありますが、ここのお稲荷さんはカラッとした非常に明るいイメージがあって、時々、参拝に訪ねていました。

当時、僕は個人経営の小さな広告代理店にいたのですが、仕事の依頼が落ち込んで厳しい時期があったのです。社長が随分困っていたので、「困った時の神頼み」ということで、「社長が困ってるんで、どうにかなりませんかね」とお稲荷さんにお願いに行ったのです。

それからほんの1週間ほどのちのこと。突然、仕事が来ました。
それも大型プロジェクトが、同時にドカドカドカと3つも舞い込んだのです。クライアントの希望として、どうしてもウチでやってもらわなきゃダメだと。いずれも締め切りは多少ずれてはいたものの、会社はいきなり大騒ぎ。完璧に人手不足状態になって、やむなく臨時で外注スタッフ投入です。
「なんでいきなり、こんな事になるんだ?どーいうことよ〜?」と社長が悲鳴をあげていたので、やむなく「実は、ちょっと知り合いのお稲荷さんとこに行って…」と白状したら、社長は大爆笑で「お稲荷さん、やりすぎでしょ〜!」と大喜び。
でも、おかげで様でピンチを乗り切ることが出来ました。もちろん、プロジェクトが終わったあと、ちゃんと「お礼参り」に行きました。

その頃の僕は、4次元(第4密度)の周波数に同調することが多かったので、実は4次元世界のいろんな存在が見えていました。(現在は余程の事がない限り4次元世界の周波数には同調できません。)
ご多分にもれず、この稲荷神社にも狐の眷属がいました。(本当は狐ではないんでしょうが狐の姿をしています)でも、そいつは白い狐ではなくて、普通のキツネ色した狐です。首に赤いリボンを巻いているので稲荷の眷属だと分かるわけです。
参拝して神社から帰る時に、その狐君が僕の後からずっとついて来るんですよ。「送り狼」ならぬ「送り狐」です。いい意味で。でも、何だか嫌々ながらついて来ている感じなので、なるほど上司命令なわけね、といったところ。地下鉄で帰るのですが、ホームまでついて来ます。「ここまででいいよ、ありがとね」と言うと、そこでフッと消えるのです。

現在はこの稲荷神社とはすっかり縁遠くなってしまいましたが、お稲荷さんに参拝すると、こういったことは珍しくありません。神社によっては、帰りに魔除けの「見えない御守り」を体にくっつけてくださるお稲荷さんもあるようで、霊能者が見たらすぐに分かるそうです。

さて、お稲荷さんに限りませんが、神社で何らかの祈願をして、偶然だとしても希望が叶ったと判断した時は必ず「お礼参り」をする。これが神社参拝の最低限のマナーです。合格祈願して合格したら「お礼参り」をお忘れなく。

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お稲荷さんの話(管理人のひと言メッセージ)


※画像/Photo by haru012

















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