2017年10月25日(水)
【不思議な体験 /アクァッホ(2)】
不思議な体験 /アクァッホ(2)

その後マイケルムーア達と「アクァッホじゃないんだ」みたいなこと言いながら盛り上がってた。

俺が「アクァッホってなんすか?」って聞いたら唐沢寿明が「火星で一番進んでた生き物」と答えてくれた。

凄く興味があったので詳しく聞いてみた。

まず地球には生命体が居たが、それらは火星が反映していた頃にはまだ微細なものしかいなかった。

その頃の地球は液体で覆われていた。

火星の人達は地球の生命体の探索をしょっちゅうやっていたが、微細な生命体と虫の前身になる生命体しか居なかったらしい。

俺が進化論について話してみたら、信じられないくらいの大声で爆笑してた。

しばらく経つと地球にも様々な生命体が現れた。

カンブリア紀の事だと思ったが、唐沢寿明が言うにはアクァッホ達の介入が一番激しかった時期らしい。

あと進化論なんていう地球内だけで完結させるようなくだらない考え方はやめろって言われたが、マイケルムーア達が「お前達も太陽に集まる次元の中だけで生きるのをやめたらどうだ」って唐沢寿明に言ってた。

アクァッホは地球的な言い方をすれば哺乳類に一番近い生命らしい。

と言うより、地球で後に哺乳類や爬虫類になる生物の起源を地球に発生させたとか、火星とある程度同じ進化の過程を追わせようとしていたとのこと。

それじゃ火星の生命体はどうやって生まれたのか唐沢寿明に聞いてみたら、少し笑いながら「俺達が分かれて住み着いた」って言っていた。

そういえば月が見当たらないと思って月を探していたら、マイケルムーアbに「そういう、異物はここには反映されない」みたいな事を言われたので詳しく聞いてみたら、月は地球的な言い方をすれば人工物らしく、アクァッホが地球をフォーマットする際に使ったものらしい。

しばらくすると、火星の中で一部のアクァッホ同士が戦争的なことを始めたので、多くのアクァッホが地球に一時的に逃げた。

その頃の地球はもう大気もウィルスもオリジナルなものになっていっていたらしく、アクァッホはあんまり住みやすくはなかったらしい。

火星の方は核兵器(ただし地球の核兵器とは仕組みとかが違う、太陽の技術とのこと)をバンバン使って火星の表面を焼き続けたとか。

それで火星がダメになったので一時的に停戦して火星を再生させる方法を考えようとした。

すると地球に逃げてたアクァッホが「俺らに似てる生命の過程を踏んだ生命体が地球にいるぜ」って言って猿の祖先のネズミみたいなやつとか恐竜とか、水棲生物とかのDNAを解析始めたらしい。

アクァッホはこれらの生き物のDNAとアクァッホ自身のDNAを掛け合わせた生き物の種を作ってひとまず地球で発生させることにした。

その後、アクァッホのDNAを引いているので頭脳の発達や火星への帰属意識も芽生えるだろうから、彼らを労働力として火星のテラフォーミングをしようと考えたとか。

ここまで話したところで、唐沢寿明とマイケルムーアが口論と言うかそんな感じのことを始めてて「最初っから戦争目的だ」とか「偶発的に作られたものだ」とかそんな感じのことを話してたと思う。

暫くして人類が誕生したが、人類には4種類ほどいたらしい。

身長がやたらデカい、2メートル半以上はあるトカゲ顔の人類、これがアクァッホに一応一番近いらしい。

猿の祖先の特性が強く出た人類、このタイプが2種類いるとのこと。

そして、まんま二足歩行する猿みたいなタイプの人類、上野博物館とかにある人類の祖先として紹介されてるルーシーをイメージするといい。

この4種類が出てきた。

4種類はそれぞれ別のアクァッホの勢力が作ったとのこと。

巨人はアクァッホ達によってすぐに保護されて、火星の再生の為のサポーターとするべくアクァッホ達と火星に向かったんだけど、そのアクァッホ達の気が変わったのか、別の星に行っちゃったとのこと。

次に二足歩行するだけの猿みたいな奴は、その後もあまり知的な進化はしないでそのまま猿として繁栄したらしい。

チンパンジーが一番似てるけど、チンパンジーではなく、滅びてしまったとのこと。

その二足歩行する猿が俺たち地球人の祖先じゃないのかって言ったら、ムーアa(こちらもスーツだけど色が茶色)に「そう教わって生きてきたから仕方ないだろうけど、ちょっと無理があるとは思わなかったの?」って笑われた。

「猿に人間が似ているからそう思った」って言ったらムーアが「俺から見たら猿も人間もアクァッホの亜種にしか見えない」って言われた。

結局地球には猿の祖先の特性が強く出た二種類の人類が残ったとのこと。

しばらくするとこの2つの人類がある程度のところまで発達してきて、ある程度の文明を持てるようになったとか。

この頃までアクァッホは空に住み続けてたけど、この頃からよく地上に降りるようになった。

そんで、紀元前8000年くらいに、アクァッホが地上に住むようになったとのことで、今の中東地域に住んでた。

そんで2つの人類はそれぞれ独自の発展をしていくんだけど、この2つの人類があまり友好的ではなかったらしい。

次第にこの2つの勢力で戦争とかするようになってきたらしく、アクァッホはどうやって統率を取るか頭を悩ませていた。

ちなみに、それまでアクァッホが乗ってた母船は地上に降ろされていたけど、でかすぎて山か何かに見えるくらいだったとのこと。

紀元前7000年頃になってもこの2つの人類の争いは終わらなかったので、アクァッホが介入するようになってたらしい。

元々は争いをやめさせて早く火星の再生作業やりたかったかららしいけど、介入していくうちにアクァッホ自体も2つの勢力に分かれてしまったらしく、アクァッホを後ろ盾に二種類の人類が戦争するような状態になっていったのが紀元前6000年頃。

2つの人類はこの頃になると地球の全体地図を描けたり、化学反応を理解できる程に実は発展していたらしい。

ここまで話を聞いて凄く混乱してきて疲れを感じていたら、マイケルムーアが

「そろそろ帰って眠っておけ」って言ってきた。

唐沢寿明は「ここまで話してこう言うのもなんだけど、あんまりここに来るのは良くない」みたいなこと言っていた。

「地球人でここに来たのは俺が初めてなんすか?」と聞いたら、

「地球からは前からちょくちょく来てる」って言ってた。

それでその日はマイケルムーア達に部屋まで連れて行ってもらって一回帰った。

     ※

目覚めてすぐにそういった話の痕跡がないかネットとかで調べてたんだけど、あるにはあるがどれも胡散臭く感じてしまう内容だった。

しかし、またあの絵の具空間に行こうと決めていたから、いくつか質問を作っていくことにした。

個人的に気になっていたナスカの地上絵とマヤ文明、ピラミッドについて聞こうと決めたんだけど、これから半年くらいはあの絵の具空間に行けなかった。

やっぱりあそこにはもう行けないんかなと思い出したある日、普通に眠ってたら突然絵の具空間に行っていた。

久しぶりだったのでちょっと恐怖心が復活してた。

とりあえず前に見たところとは感じが違ったので、頭の中で地球をイメージしたらそこに引き寄せられて行った。

すると、そこに人がいたんだが、今まで会ったこともないマジで知らない顔のおばさんが彷徨っていた。

恐る恐る声をかけてみると、向こうもちょっとビックリしながら「地球人ですよね?」って言ってきた。

地球人同士だと実際の容姿になるんだろうなと思っていたら、そのおばさんが笑いながら

「私はこれからもう一つの地球に行ってきます」って言いながら突然どこかへ消えてしまった。

しばらくゆらゆらしてたら「おい!」って言われた。

そっちを見てみたらアロハのマイケルムーアのおっさんがいた。

「久しぶりです」って言ったら「また来たのか!」って怒ってたから、「三回目っす!」って言ったら呆れた感じで「ここのこと実生活で話したりしたら浮くぞ」みたいなこと言ってきて、ちょっと面白かった。

アロハのムーアに「他にもお仲間さんに会いましたよ」って言ったら、ちょっとした後に「そうみたいだな」って言ってきたので「お友達ですか?」って聞いたら、「君たちは個人の概念が強いから理解できないかもしれないけど、俺たちは全体の自分と個人の自分がいて全体の自分に聞いてみた」と言っていた。

よく解らなかった。

「色々質問あるんですよー」って言ったら、それよりもまず前話した続きを伝えたら答えるって言われた。

アクァッホの介入後の戦争は一気に近代化、というか今の人類の技術すら凌駕する凄まじい兵器の数々を投入していったらしい。

更に全球戦争といって、地球全体での戦争になったらしい。

それまで戦争には関わらなかったアクァッホや人類まで参加させられた。

この頃は、今のイスラエルやイラク、インドあたりを拠点にしていたアクァッホと、アフリカあたりを拠点にしていたアクァッホに分かれていた。

戦争はだんだん中東側が有利になっていったらしい。

それもそのはずで、彼らがもともと乗っていた母船が今のイスラエルあたりにあったから、技術の革新がやりやすかったとか。

中東側がそのうち人類に核兵器(これも太陽の技術らしい)を与えちゃったらしくて、バンバン使い始めたからアフリカ側も流石にまずいだろってなって、核兵器使うのは良くないという事になり災害兵器を使いだしたらしい。

ところがこの災害兵器っていうのが使っていくうちに、コントロールを利かせられなくなったので、またまたどうしようって事になったらしい。

そうなっていくうちにお互いに戦い方が変わっていって、人類に兵器を与え人類を戦わせる事から、アクァッホ自身も戦争に向かうのが主流になっていったそうだ。

後で調べて俺も知ったんだけど、インドの古い話にそういう事を描いた話があるらしいね。

とにかくこの戦いで核使い放題、災害兵器使い放題やった結果、アフリカ側は押しに押されてほぼ全滅に近いことになった。

続く

※画像/by vectorgraphicsblog


















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