2017年10月20日(金)
【自らを「地球市民」とみなす人々の誕生/トム・ケニオン&ジュディ・シオン著「アルクトゥルス人より地球人へ」より抜粋】
自らを「地球市民」とみなす人々の誕生/トム・ケニオン&ジュディ・シオン著「アルクトゥルス人より地球人へ」より抜粋

エクタラのメッセージ

私はエクタラという名で知られています。
私はアルクトゥルスの宇宙船の科学技官として、あなた方の太陽系を含む天の川銀河の領域を担当しています。コミュニケーションにおいて、言葉という媒体には限界があります。私たちアルクトゥルス人は主として5次元に存在しているので、会話のほとんどはテレパシーによるホログラムのやり取りで行います。そうした思考イメージには、単語に基づく言語表現よりもずっと大量の情報が含まれているのです。ですが私たちは実用を重んじるので、たとえ原始的であろうとも使える手段を用いようと思います。

アルクトゥルスの集合的文明は5次元を本拠地としていますが、一般的に9次元までがアルクトゥルス人が住める高い周波数域です。あなた方と同じように、私たちアルクトゥルス人もそれぞれに個人的な視点を持っています。ゆえに私がアルクトゥルス全体の話をしても、当然、私の見解は私個人のフィルターを通したものになります。

私たちは超銀河文明になった時点で、すでに「生命と知性と自由」への貢献を決めていました。ですからすべての状況に対して、基本的にそうした哲学的根拠において眺めます。地球時間ではおよそ1億年前に銀河の探査を開始したときから、私たちはこの根本哲学をずっと保ってきました。新たな種族に遭遇した時も、彼らに関わるかどうかの基準はこの哲学的論理基準であり、これを濾過装置としてきたのです。

私は地球時間でこれまでの70万年を科学技官として、ずっとあなた方の太陽系近辺に駐留しています。私たちの任務は昔も今も、生命を守り(ただし守り甲斐のある場合に限り)、知性を守り、自由を守ることにあります。あなた方人間としての寿命は極めて限られているので、私たちのように存在としてこれほど長く生きられるとはとても信じられないでしょう。ですがアルクトゥルスの基準では実は私などまだほんの若造に過ぎません。

私は科学技官として、あなた方の進化の歴史をくまなく観察してきました。そして今や地球人類にすっかり魅了され、興味をかきたてられています。アルクトゥルスの素晴らしいテクノロジーに「再生技術」というものがあります。このおかげで、私たちの生命形態は通常よりもかなり長く5次元で保たれるようになったのです。

宇宙は人類だけでなく多くの生命体で溢れかえっている

アルクトゥルスの科学技官である私の関心事は、地球やその他の諸惑星における生物の生命形態や電磁的知性体、文明のバリエーションがどのように進化していくかにあります。あなた方地球人類は町(宇宙)で唯一の劇団ではありません。宇宙は、身体を持つものや持たないものも含め、多くのさまざまな知的生命体や霊的存在で溢れかえっています。

その豊かさと複雑さにあなた方が気づくことができないのは、そうした世界を知覚する神経系が未熟であることと、五感による知覚に縛られていること、さらに生物学的にも、地球と太陽がつくりだす重力の井戸に閉じ込められていることにあります。

それでも人類には高次元のさまざまな側面がすでに備わっているのですが、ただそれに気づかないでいるだけなのです。人類の進化の軌跡を見ると、5次元の現実に集団転移する可能性を秘めていると言えます。ですがこの「集団転移」は、あなた方が想像しているものとは少し異なったものです。

地球の科学は、情報の隆盛と衰退について非常に正確に理解しています。それを最もよく表しているのが「つりがね曲線」です。つりがね曲線とはなだらかな山を描くように中央が一番高くなりながら再び下降していく曲線のことです。ごく微小なウィルスや細菌でも、ほとんどの生物有機体の増殖はこうしたつりがね曲線をたどります。

そして人間にも同じようなパターンが見てとれます。そこには見えにくい人口増加や疫病の流行、人類の歴史における啓発事象といったものも含まれます。ここで言う啓発的事象とは、ある特定のつりがね曲線の頂点であり、この場合には歴史上の「文明」を指します。人類の歴史には実際には数多くの文明が興(おこ)りましたが、そのほとんどはとうの昔に忘れ去られてしまいました。

そうした文明はある人々が住む地域で興り(おこ)り、周辺の人々が何も知らずに無知でいる間に、際立って知性を発達させたのです。あなた方がルネサンスと呼ぶものも啓発的事象の一例です。ヨーロッパのルネサンスはイタリアという場所において少しずつ育まれ、つりがね曲線のようにゆっくりと発達し、それから徐々に消えていきました。

人類の歴史上の黄金期はすべてみな啓発的事象であり、その栄枯盛衰はどれもつりがね曲線状です。あなた方の進化の軌跡において、今の時代はとても魅力的に見えます。ですが私は5次元から観察しているので魅力的と言いましたが、そこで実際に生きることには多くの困難を伴うことでしょう。それが特に、3次元の現実だけに限定されているならばなおさらです。

自らを地球市民とみなす人々の誕生

あなた方の文明は今や、全地球的な時代に入ろうとしています。それが人類のためになるかどうかは、今のところまだわかりません。しかし本質において、地球規模の人類文明が興(おこ)りつつあります。それはどのような民族にも、国家にも、土地にも縛られない、地球全体に根差した文明です。この芽吹きつつある現実にあなたが目覚めるとき、自らを地球市民と見なすようになるでしょう。

その現実に移行すると全てが劇的に展開が変わります。矛盾するようですが、私がこの話をしている今この瞬間にも、まったく別の世紀を生き始めている人々がエアポケットのように存在しているのがわかります。あなた方の中には自分が地球市民であることに気づき、新たに地球の世話役としての務めを引き受ける人たちがいます。それと同時に、貪欲さから地球や同胞を食い物にして自分の手柄にしようとする人たちもいます。

また進化に伴う内なる知性と絶妙な美しさを認識している人々がいる一方で、世界は六日間で創造されたと未だに信じている人たちもいます。日の出と日の入りは、太陽が動いているのではなく地球が自転してそう見えることを知っている人もいれば、物事は目に見えることがすべてだと頑なに思い込んでいる人もいます。世界は平らだと信じて疑わない人さえいるのです。

このように、すでに地球市民としての気づきと責任という「つりがね曲線」を上っている人たちがいる一方で、多くの人たちはまだつりがね曲線に踏み込んでさえいません。そのつりがね曲線をかなり高くのぼって、気づきによる倫理的な現実と全世界的な地球人類が登場することを見通している人々は、先駆けの人々であり、予見者です。ですがまだこの気づきのつりがね曲線に踏み込んでいない人々は、そうしたビジョンを聞いても信じることができず、むしろ危険視するでしょう。なぜなら先駆者たちは、世界と人間の可能性を全く新しい目で眺めているからです。

これを読んでいるあなた方は、新な地球人類の出現を感じ取っている先駆者(パイオニア)であり、予見者でしょう。私は心からの祝福と、そして哀惜の念を送ります。あなたが高い知性に到達し、新たな現実の可能性に踏み出したことを祝福します。そして、それゆえにあなたが深い孤独を感じるだろうことに哀惜の念を表します。

あなた方の中にはアメリカのSF作家が書いた『異星の客』(R・A・ハインライン著 ハヤカワ文庫)を思い出す人もいるでしょう。そして実際に気づきのつりがね曲線に入って上に進むに従い、底辺との接触がなくなっていきます。つまり、あなたにとっては自明のことであっても、他の人たちにはまるで理解できないかもしれないのです。いうなれば、あなたは時代の最先端、切っ先に立っているのです。状況によっては、人類の新たな現実の種を撒いているのだと分かる力が湧いてくるでしょう。あるいはそれを知って、不運を嘆きたくなる人もいるかもしれません。

あなた方が住んでいるのは二元性の宇宙です。
そのために何を見たとしても、またたとえどれほど高い視点から見ようとも、常に対極が存在するのです。私の見たところ、残念ながら人間の性質には偏狭になりやすい傾向があります。しかも興味深いことに、偏狭な個人や集団であればあるほど、新しい可能性に対する反応は暴力的になるようです。

瘴気(しょうき)や催眠状態から目を覚まし、宗教や政府、さまざまなコントロールから抜け出す人の数が多くなるにつれて、気づきの「つりがね曲線」も強くなります。今や、完全に意識が眠りこけていた人々が、まるで雪崩(なだれ)のように半覚醒状態へと移行しつつあります。そこには、これまで仰ぎ見て服従するよう教えられてきた人々が、実は自分たちは騙されていたのだという、人類の漠然とした憤りがあるようです。

多くの人々は、自分の愚かさが打ち砕かれる体験をうまく扱うことができません。あなた方の惑星には、男性性と女性性の極性バランスを回復させる中間領域の段階があります。それは国家的あるいは宗教的アイデンティティの制限された感覚から、全世界的で宇宙的なアイデンティティの感覚へと、人が成長するための期間なのです。

この時点では個々の精神的苦難はまだ解消されてはおらず、人類の始まりからずっと騙され、操作されてきたという概念と未だに格闘しています。人類がこうした段階を通過し、全世界的な地球市民としての存在に達したとき、歴史的な葛藤は去っていくでしょう。そして、争う代わりに1人1人が新たな現実を受け入れ、あらゆる生命や人間を大切にする倫理観と価値観に沿って生きるようになるでしょう。

パイオニア(先駆者)の人は決して1人ぼっちではない

歴史の中での今のこの時、生物生命体として肉体を生きるあなたがどう感じていようとも、アルクトゥルスの科学技官である私からは、人類が大挙して”船”から飛び降りているのが見えます。人々は今やこれまでの社会制度も含め旧(ふる)い現実を捨て去り、新しい地球人類として、新しい運命を鍛造(たんぞう・打ち出し)つつあるのです。

気づきの”つりがね曲線”をかなり高くのぼっている人々に、ぜひお伝えしたいことがあります。あなたは決して1人ぼっちではありません。それが私からのメッセージです。たくさんの人々が仲間入りしてくるでしょう。それは歴史の物差しが変わってきたからです。

「アルクトゥルス人より地球人へ―天の川銀河を守る高次元存在たちからのメッセージ」
トム・ケニオン&ジュディ・シオン著(ナチュラルスピリット刊)より抜粋

「zeraniumの掲示板」さんより転載
http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/1275318/1293328

※トム・ケニオン
サウンド・ヒーラー、チャネラー、心理療法家。カウンセラーとして活動ののち、1983年に心理音響学研究のためのアコースティック・ブレイン・リサーチを設立。

※ジュディ・シオン
マスコミ・広告関係、政治コンサルタント、写真家、司会者、編集者、コラムニストなど数多くの仕事を経験する一方で、長年にわたり独自に神秘的な探究の道を歩む。現在は夫トム・ケニオンとともにスピリチュアルなワークで世界各地を旅している。おもに女性性、UFOとスピリチュアリティ、北米先住民族などをテーマにワークショップや講演、執筆活動をつづける。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(Amazon「BOOK著者紹介情報」より)



















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