2020年10月02日(金)
【スピリットガイドの4つの種類 〜霊能者へのインタビューから〜/ケリー・ネフ】
スピリットガイドの4つの種類 〜霊能者へのインタビューから〜/ケリー・ネフ

アメリカの心理学者ケリー・ネフ博士(女性)による霊能者さんのお話とスピリットガイド(守護霊/背後霊)についての解説です。かなり前、アメリカのニューエイジ関連サイト「In5D」に投稿された記事ですが、興味深い内容ですのでご紹介します。
霊能者や霊媒のことを英語では「サイキックメディウム」、「スピリチュアルメディウム」、または単に「メディウム」と言います。この用語には超能力者(ESP)やチャネラーも含まれるようです。ここでは記事内に表記してある「Psychic Medium:サイキックメディウム」を「霊能者」と翻訳しています。(管理人)


■スピリットガイドの4つの種類
〜霊能者へのインタビューから〜

By ケリー・ネフ:Dr.Kelly Neff(心理学者)

●私の人生を変えた霊能者

私は人生の大半を科学分野で過ごして来ました。当然のことながら、私は来世や物質的な肉体を超えた人生など信じていませんでしたし、それを観察することも、証拠の断片を見つけることもできませんでした。
しかし私は「信じる」ということを訓練し、自分が信じようと思って選択したことすべての現象に関して、経験から得られる証拠を観察することにしました。

4年前、アメリカで最も才能があると言われる霊能者ビル・フィリップスのリーディング(霊視鑑定)を受けたとき、私のすべてが変わりました。彼は私についての情報がまったくないのに、亡くなった親戚、愛する人、私が会ったことを覚えていない家族の古い友人についてまで、明確で具体的なメッセージを語ったのです。もちろんインターネットでも私の情報を知ることはできません。
私はびっくりしました。そしてショックを受けました。もっと大きな何かがあって、その何かの「証拠」を目撃し、自分の人生で初めてそれが真実として私の中で深く共鳴したのです。この人生の旅には、目に見える以上のものがあるかもしれないという可能性に大きく開かれた体験でした。

そして、私の中の懐疑的な部分が難しい質問に直面しました。霊能者やスピリットガイド(守護霊/背後霊)の存在は本当のことなのだろうか?と。

そこで、この質問をはじめたくさんのことを解明するために、私はビル・フィリップスを私のラジオ番組「ルーシッド・プラネット・ラジオ」に招いて、霊能者や霊媒とはどういう意味なのか、彼はどのようにその能力を磨いたのか、またどのような仕事をしているのか、そしてスピリットが伝えて来るメッセージの種類などについて話を聞きました。
ここでインタビュー全体をご紹介することはできませんが、ビル・フィリップスの書籍「Expect the Unexpected」で詳細を読むことができます。
※ビル・フィリップスさんのホームページ
https://www.billphilipps.com(英語サイト)

ビルは私たちの多くが霊的能力を有していると語っています。実際、私たちの直感や内臓から来る精神的な感覚(※胸さわぎなど)は、私たちの人生に影響をもたらす生まれつきの能力です。また、多くの人が過去の物事や状況のエネルギーに同調したり、未来予知の感覚を発達させたりしています。(私たちは常に自由意志を持っているので未来は決して固定されていません。)
ビルによると、自分の超感覚的知覚(サイキックセンス)をオンにするための鍵は、外世界を遮断して、これまで気付かなかった内側の微妙な感情や感覚に気付きはじめることです。心を静める祈りと瞑想の力は、あなたの生来のスピリチュアルな能力とつながって、あなたがいる空間に高いバイブレーションのスピリットガイドを呼び出すための大きな影響力となります。

●霊能者とは何か?

霊能者と呼ばれる人たちは、特定の情報をもたらすためにスピリット(霊的存在)と直接つながる能力を有しています。
ビル・フィリップスは自分自身のことを、別次元からの情報を伝えるチャネラーだと表現しています。これは正式な科学とは認められていませんが、スピリットから微妙な印象を受けるラジオ受信機のようなもので、その内容を信頼して会いに来た人々に伝えています。情報は常に入って来ていると語っていますが、人々が彼に助けを求めるときを除いて、ある程度は無視することにしています。(誰かのしつこい小言を適度に無視するようなものだとか。)
ビルは映画「シックス・センス」のように「死者が見える」のではなく、彼に話しかけて来る声に同調します。このタイプの能力は一般的に「クレアオーディエンス:霊聴能力」と呼ばれています。

ビルは人生の早い段階で自分が持っている贈り物に気が付きました。彼が15歳のときに母親が亡くなりました。母親の死後、すぐに彼女とコミュニケーションを取り始めたのです。ところが、自分は頭がおかしい、これは現実ではないと思ったので、長い間その贈り物を封印していました。しかし最終的に自分の真実を認めて、別次元からの癒しのメッセージをチャネリングして伝えるよう呼びかけられていることを受け入れました。その信じられないエピソードは彼の本に書かれています。

●スピリットガイド(守護霊/背後霊)の4つの種類

ビルによると、別次元から交信して来るスピリットガイドは、おもに以下のような4つのタイプがあります。彼らは私たちの人生を守護し、私たちを導いて手助けするためにいます。

・愛や友情でつながっていた故人

ビルは亡くなった家族や友人など、愛や友情でつながっていた人と最もよくコミュニケーションします。多くの場合、彼らは一緒に転生します。そして再び転生するときまで、2〜3世代にわたって別次元からお互いに見守りあいながら、相手の魂の成長に役立つ学びの手助けをします。彼らは大きな「ソウルグループ」の一部です。
(※管理人注/このような関係がソウルメイトです。)

・支援のためにやって来たスピリット

このスピリットガイドは、必ずしも今の人生で知っている人々というわけではなく、私たちを守護するために、過去生の縁でやって来たスピリットである場合があります。また、生まれる前に知っていた「ソウルグループ」の誰かが、スピリットガイドとなって見守っていることもあります。
(※管理人注/このタイプのスピリットガイドには、プレアデス人やアルクトゥルス人など地球外の銀河の存在が含まれます。)

・アセンデッドマスター(アセンションした聖人)

彼らは、人々を支援するために物質領域で高度に進化したスピリチュアルな生活を送っていた人々で、イエス、ブッダ、ガンジーなどです。彼らのバイブレーションは前のふたつのグループよりもはるかに高く、アセンションしたマスター(聖人/悟りを開いた人/霊覚者)としてたくさんの人々を導いていると考えられています。

・天使/天界の存在

ビルによると、すべての中で最も高いバイブレーションを有するガイドは、これまで一度も肉体の形態を取ったことがない天使や天界の存在です。彼らは純粋な光、純粋なエネルギー、純粋な愛の存在で、常に私たち一人ひとりを守護し、見守っています。こういったスピリットガイドがいるかもしれません。
(※管理人注/いわゆる守護神と呼ばれる存在です。神社の高位のご祭神や大天使クラスの宇宙存在たちです。)

私たちがしなければならないのは、彼らの支援を求めたあと、夢、ラジオから流れる歌、時計の数字(11:11などのエンジェルナンバー)、電話や携帯の着信、暖かい感覚、そして実際のビジョンや声など、非常にたくさんの異なる方法で現れる彼らの実在を示すサインを探すことだけです。祈りは「聖なる根源(創造主)」との個々のつながりを意味し、ガイドとコミュニケーションするための優れた手段です。ビルは祈りがどのように答えられるかについて「常に予期せぬことを期待する」ことを私たちに思い出させます。

※参考資料
エンジェルナンバー早見表(外部リンク)

またビルは、闇の濃密なスピリットがいることも説明していますが、彼はそういった低いバイブレーションが彼の空間に立ち入ることを許可しません。癒しのメッセージと高いバイブレーションのエネルギーに焦点を当てることを選択しているからです。
私たちのバイブレーションがどうであれ、私たちは誰でもたくさんの存在を引き付けています。しかし、私たちは自己管理と祈りを通じて高いバイブレーションを維持することで、スピリチュアルな空間を保護するパワーと能力を持っているのです。ですから闇のエネルギーを恐れる必要はありません。彼らが私たちの空間では許可されないという境界をはっきり確認しておくことです。

●別次元からの希望のメッセージ

私はビルに、人々のためにリーディングするとき、彼がスピリットから受け取る最も一般的なメッセージについて質問しました。
私たちのスピリットガイドは、私たちが死んだ後も生き続けること、そして彼らが私たちを守護していて、私たちに愛を示すためにいることを告げます。そして彼らが私たちと一緒にいるのだから大丈夫だということを知ってほしいと思っています。
こういったガイドからのメッセージとつながることは、まさに人生を変える深遠な体験です。多くの場合、人々はメッセージを受け入れるために何らかの証拠を必要とします。すると、スピリットガイドはその人だけが認識できる非常に具体的な何らかのサインを提供します。そうです、ここに「本当だ」という検証と安心感があります。私のリーディング体験では確かにそうでした。

別次元からの主なメッセージは、お金、権力、名声など、物質的なことすべてを脇に置いた上で展開されます。別次元にお金はありません。時間がなく、有名人や裕福な人もいません。私たちは皆がひとつで平等です。私たちの世界でこれを見失うことがいかに簡単であるかを考えると、これは信じられないほど強力なメッセージとなるでしょう。「それは持って行けない」という表現がここに響き渡ります。この世界で生き残るためにはお金が必要でしょうが、本当は「愛」が最も重要な普遍的通貨なのです。

さて、霊能者やスピリットガイドは本当のことでしょうか?

私にとってはビル・フィリップスはまぎれもなく本物の霊能者です。彼のリーディングが私の人生にたくさんの信念とスピリチュアル性をもたらしました。では、彼らはあなたにとって本物でしょうか?

それはあなた自身で決めなければならないことです。

愛と光を。

「The Four Types Of Spirit Guides, According To A Psychic Medium」

Source:In5D
https://in5d.com

※ケリー・ネフ博士: Dr. Kelly Neff
心理学者、文筆家、アーティスト。心理学の専門家としての立場からスピリチュアル分野での様々な研究に従事。感情的な問題、健康問題、人間関係、恋愛問題などに関するカウンセリング、ワークショップ、講演会、執筆、音楽出版などで活躍中。ラジオ番組「Lucid Plant Radio」の主宰者。アメリカ人。

※画像/「悪魔を地に伏せる聖ミカエル(大きい聖ミカエル)」ラファエロ作(ルーヴル美術館所蔵)

















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