2019年12月08日(日)【４次元のエンティティに対処する方法／トリニティ・ボーン】
■４次元のエンティティに対処する方法
By トリニティ・ボーン（ヒーラー）
好むと好まざるとにかかわらず、エンティティは私たちの周囲の4次元フィールドのどこにでもいます。もしもこの記事が気になったとしたら、あなたはすでにエンティティに関する何らかの問題をかかえているのかもしれません。
●4次元のエンティティ
これは西洋文化でもタブーとされているテーマです。「頭がおかしい」だとか「統合失調症」だとか言われることを心配しなければならないことのひとつですから、私はそういったタブーを突破して、このテーマについて少しでも光をもたらしたいと思っていました。
このテーマに関するすべての知識の源泉だと主張するつもりはありませんが、霊的進化の分野における私の役目のひとつとして、私はこういった問題を取り扱う経験がいくつもあります。
●エンティティとは何か？
さて、通常、英語圏で人々にエンティティと呼ばれているものに焦点を当てる前に、その「エンティティ」という用語の意味が分からないでしょうから簡単に概要を説明します。
エンティティには主に3つのタイプがあります。
・地上に縛られた霊魂／地縛霊
・4次元以上の次元の存在
・人間以外のネガティブな存在（ネガティブな精霊や非物質的生命体、ネガティブな地球外の非物質生命体など）
この記事では主に最後のカテゴリーを扱います。
●主なエンティティの種類
1. 地上に縛られた霊魂／地縛霊
一般的に、転生を終えたあと体がなくなっても霊として地上にいる人間のことです。彼らは先に進む準備ができるまで霊の形でとどまります。通常は何かを喪失する恐れから物に付着したり、また多くの場合は特定の場所に縛られてそこを離れることができません。彼らは友好的だったり、いたずら好きだったりすることもありますが、中には悪意に満ちた者もいます。時に地縛霊の存在が人々の迷惑になることがありますが、ほとんどは生きている人間に関わることはありません。
この記事では、このタイプのエンティティについては取り上げません。
（※管理人注／こういった地縛霊がいる場所は心霊スポットといわれますが、彼らの多くは生きている人間に関わったり邪魔されたりすることを好みません。心霊スポットで、霊に憑かれるなどの話を聞きますが、人間側の無防備や無配慮な行動も霊的トラブルの誘因となります。）
2. 4次元以上の次元の存在
意識が第四密度（4次元）以上にある存在です。彼らは人間などの第三密度の存在との関わりに興味を持っています。それぞれが個々の魂を持っているという点では、人の霊以外のネガティブな存在（ネガティブな非物質生命体）とは異なる傾向があります。彼らは複数の次元を通してあらゆる形状、形態で存在しています。天使的な存在などの慈悲深い者と悪意がある者がいます。その他の中間の者は至る所にいます。
特に悪意のある者は、人間以外のネガティブなエンティティより洗練された方法で人に強い影響を与えます。こういった存在たちは複雑で、巧妙な者はベールを越えて霊視できるスピリチュアルな人々を「えじき」にすることが多く、本当の高次元の存在のように自分を「慈悲深い者」と思わせることが一般的です。昨今のスピリチュアル分野には巨大な「偽りの愛と光」の動きがあって、こういった自称「慈悲深い存在」によって操作され完全にコントロールされています。
3. 人間以外のネガティブな存在
一般的に、人がよく「変なものに取り憑かれている」などと表現する時に関わっている存在たちで、特にこの記事で取り上げるテーマです。
彼らは人間のホストのエネルギー体の中で生活することで人々を所有しようとする存在たちです。寄生虫のように作用し、多くの場合ホストはその正体を完全には知りません。一部の人には第四密度に同調することで、それらを視覚的にとらえて姿や形を報告する能力があります。
彼らの最も一般的な食料源は人の「感情エネルギー」です。彼らは個々の方法で行動しますが個々に魂はありません。彼らには集団としての魂と意識があって、ちょうどミツバチのように集団意識の一部として存在します。
ほとんどは実際には悪意のあるものではありません。単に寄生的な生存本能を満たしているだけです。彼らはただ空腹なだけです。人間が牛を飼うのと同じような方法で自分たちの食べ物（感情）を養います。
空腹になると人の感情のスイッチを巧みにオンにすることを学んでいて、必要に応じて感情エネルギーを吸収します。彼らは人の感情的な脆弱性とアンバランスの部分に住み着いていて、その部分のフック（心理的ブロック）に触手を引っかけて刺激します。つまり、お腹が空いたらボタンを押して、流れ始める感情という「蜜」を吸うわけです。
●何故、自分のフィールドにエンティティがいるのか？
では、何故皆さんのフィールドの中に寄生的な存在がいるのでしょうか？
皆さんは何が正しくないことか分かっているでしょうか？それがあなたのエネルギーを消耗していませんか？感情的になっていませんか？ちゃんと食べていますか？病的になっていませんか？
本質的にはそこにいることを許しているからです。もちろん潜在意識で許しているのでしょうが、そんなものが皆さんの中に存在しています。エンティティは発見されたくはありません。人に見えないからいいわけです。彼らはホストが認識することなく共存することを望んでいます。飢えたくないからです。
●どんな人がエンティティの攻撃に弱いのか？
私たちがホモサピエンスである限り、人はこういった攻撃に対しては脆弱です。しかし私たちが進化してますます本当の自己を取り戻し、完全に啓発されると彼らが取り付くことは非常に困難になります。
私は特に、不必要な薬品や違法薬物（ドラッグ）を服用したり、感覚を麻酔させること（テレビ、アルコール、過度のゲーム）に没頭している人が最も大きなエンティティに関する問題を抱えている傾向があることに気付きました。特に違法薬物は、人の正常な意識状態を吹き飛ばして重要かつ必要な人の進化のステップを停止させ、無防備に意識を開いたままにしてしまうことではないかと思います。
不足したステップ（課題、問題）部分が盲点になります。これが、エンティティがドアをすり抜ける場所です。通常、薬物を服用した人は気が付がつかないまま、長い期間にわたって続いてしまう危険性があります。薬物によって抑圧された感情を吸収する絶好のチャンスをエンティティに与えます。
●どう対処したらいいか？
あなたの中にドアのロックを外してしまう鍵があるのです。何らかの詰まりや歪みがボタンになります。エンティティは、引っ掛かることができるフック（ブロック）がある場合にのみ人のフィールドに存在できます。
皆さんにできる最も強力なことのひとつは、そこにいることを自分が許可したのですから、それがいるという事実に対してしっかりとした責任を負うことです。エンティティはあらゆる種類の感情を養おうとします。皆さんが感情的になる引き金は何でしょうか？
以下のような感情を経験していませんか？
他人を非難する、怒り、誰かの犠牲になっている、妄想、恐怖、罪悪感、奪われた、いつも心配している、自分が憐れだと思う、孤独に悩んでいる、自分はダメな人間だ、満たされない、これでは良くないと感じる、動機の欠如、不安、焦り、うつ、うんざりする、困窮、自分は感謝されない、いらいらする、自分は閉じ込められている、いつも頭がぼんやりしている、すべてが完璧でないと許せない、現実逃避、誰かにコントロールされている
あなたがこういった感情のいずれかを自分の問題（人生で繰り返されるテーマ）として認識した上で、この記事をお読みになっているとしたら、あなたに取り付いてあなたの感情エネルギーを搾り出している存在がいるかもしれません。それを認めることが自己啓発の第一歩です。
次のステップはエンティティがいるのは普通だと知ることです。ほとんどの人が気付かずに自分のフィールドに持っているからです。事実、この世界は感情の大きな釜のようなもので、こういった厄介な害虫の完璧な餌場です。
●自分自身で取り組む
最も重要なことは自分で取り組むことです。これは本当に簡単です。感情的な歪みとして与えられた食物源を取り除けば、つかむものが何もなくなって彼らは落ちていきます。
だからといって感情を否定しないことが重要です。自己否定と不必要な抑制が彼らが隠れる「グレーゾーン」を作り出すのです。私たちが探求していることは負荷のない真の自己の感情的表現であって、それは「根源：ソース」と一致していることです。エンティティが取り付くのはそれが歪んだ部分です。
人はエンティティを除去することができるし実際に除去しています。これは理想的な解決策のように思えますが一時的にも機能します。そもそも彼らを引き入れたエネルギーに対処しない限り、それを引き込んだ感情的な執着を解放するまで何度も別の存在を引き寄せることになります。他の人にはできません。この取り組みは、真の自分が何者であるかということに立ち戻って、あなたが自己実現のスピリチュアルな旅を続けることの一部だからです。他の人からインスピレーションを受けることで支援されます。触発や共感はあなたのフィールドでそれらが強化されます。そしてあなたは自分の足で道を進まなければならないことを悟るのです。
押さえ込んでいる感情を解放しましょう。
感情的な執着を手放すとエンティティがあなたに付着する場所はなくなります。ほとんどの人は、各問題において一定期間にわたって、様々なレベルのバイブレーションを意識しながらこれを何度も行う必要があるでしょう。迅速な解決策はありません。あなたがかつてブロックされていた場所に高い意識に満ちたスペースを作成することが、スピリチュアルな旅への刺激となる強力な方法です。実際、このような「真逆の意識」を自分自身の限界への鏡として使うことが習得への強力な道になります。
●その他に何が有効か？
心理的な歪み、内なる緊張、押さえ込んでいる感情を尊重して解放するのに役立つスピリチュアルなワークはいかがでしょうか？どのようなワークをするにしても、自分の問題に意識して注意を向けることがキーポイントです。サウンドワーク、運動や体を動かすワーク、妨げられたエネルギーを解放するワークなどは、すべて皆さんがそれを意識して作業している場合に効果があります。また、ガイド付きの瞑想が合っていると感じる人もいるでしょう。そして、エンティティがいるフィールドを浄化するために瞑想などのワークを行う際は記録を取っておくことをおすすめします。
エンティティを自分のフィールドから除去するキーポイントは、自分の心理的ブロックを解放することだと覚えていてください。そうするとエンティティがフックできるものがなくなります。それ以外の感情は一時的なものです。
「How To Deal With 4th Dimensional Entities」
Source：In5d
https://in5d.com
※トリニティ・ボーン：Trinity Bourne
アメリカ人のヒーラーでエネルギーワークの専門家。インナーチャイルドの癒し、エネルギーブロックの除去、過去世療法、カルマ的な治癒などを専門としている。グローバルなアセンションが容易になるように人類の進化に特化した組織「オープンハンド財団」の共同創設者。
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