●管理人の体験

以下は旧「BACKSTAGE」にアップした記事です。マイトルの話を読んでいて、この体験を思い出しました。
この体験は、実は京都の「西本願寺」の敷地内にある国宝「白書院」の内部を見学させて頂いた、その直後に体験したことでした。その場所と何か関係があったのかもしれないなと思います。

管理人のバイ・ロケーションは、圧倒的に過去世または異次元が多いです。ただし、現在はほとんど体験していません。その当時の一つの体験学習だったようです。


2007/04/06(金)
■廊下のお局様

ふとんの中でウトウトしていると、ふいに目前に映像が浮かび上がった。頭で空想するものではなくて肉眼で見るように鮮明だから、これはただの映像ではないらしい。

古い時代の屋敷の廊下が見える。夜なのだろう、あたりは真っ暗だ。
僕はふとんの中にいるが、もう一人の僕はそのシーンの中にいる。こういうのをバイ・ロケーションといって自分が二人いる感覚だ。

廊下を進んでみる。自分が前に進むのではなくて画面の方がこっちに向かって来る。
廊下を右に左に曲がってみたが、ここがどこだか分からない。それにしても異様に暗い。屋敷の中は暗闇の世界だ。

突然、目の前を人が通ったので驚いた。
時代劇に出てくる武家の女性だ。立派な打ち掛け姿だから、お局様クラスだろう。手にろうそくを持って、廊下を行ったり来たりしている。なんだか迷っている感じだ。

「どちらへ行かれるんですか?」
思わず声をかけた。

「厠(かわや)へ行きたい」

お局様が返事した。なるほど、彼女はトイレを探している。

「厠はそちらではありません。あちらです」

「そうであったか」

「ご案内します」

むろん厠がどこだか知らない。だが行こうと意識すれば、自動的に目的地に着くのが他次元世界の便利なシステムだ。
厠は簡単にみつかったので彼女を案内した。

失礼かなと思ったが戸口の外で待った。しばらくすると彼女が出てきた。

「こんな所にいてはいけません。光を探しなさい。光をみつけるんです」
迷っている人にはこう言ってあげるのが一番いい。

「明かりはここにある」
と彼女が怪訝そうに答えた。

「そのろうそくの明かりではなくて、別の光です。周りをよく見たら光が見えるはずです。よく見てください」

彼女はあたりを見回していた。
すると、廊下の先にぽつんと星のような小さな光が現れた。彼女はそれに気づくと、まるで吸い寄せられるようにそっちに向かった。と、思ったとたん、彼女の姿が消えた。
ろうそくの明かりだけが闇の廊下を移動して行く。僕はろうそく幽霊を追った。

突然、まぶしい光の中に出た。
金沢の「兼六園」みたいな日本庭園だ。同じような姿の女性が大勢いて、彼女がそこに現れると皆が大喜びした。

さて、これは僕が作り出した空想か、それとも何かのシミュレーションか、はたまた本物だろうかと考えているうちに眠り込んでしまった。







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