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†雑談掲示板†
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「う・・・」 目覚めは最悪だ。 吐き気を催すような清らかな空気。目を腐らすような一面緑の自然。 どうやら本当に俺は人間界に飛ばされたらしい。 どうして、エリートの俺が下級世界の人間界に飛ばされなきゃならんのだ。 親父め・・ハゲ散らかす呪いをかけてやる。 ブツブツと文句を延々とつぶやき続けたが、ここであることに気付く。 「そうだ!魔王の娘を探さないと」 俺よりも先に人間界へと向かったのなら、今は俺を待っているのではないか。 「だけど、魔王の娘なら、オーラとかで居場所が分かりそうなんだけどなぁ・・・」 あたりを見渡すも、そんな邪悪な気配はどこにもない。 「ん?なんか視界が低いな・・・」 身長三メートルはあるはずの俺だが、なぜか今は一メートル程度しかない。 「・・・・・・・・・・。」 歩いてみると、歩幅が狭い事に気付く。というか、これ・・。 「体が縮んでやがる!」 川へと歩み寄って、水面にその顔を映す。そこには人間の姿をした俺がそこにいた。 「な・・・なんて下劣な姿なんだ・・・うぷ・・・」 自分の姿の変わりように吐きそうになる。俺の姿は、人間の10歳程度の男へと変化していた。 汚物を自分の体に塗りたくった気分だ。 「坊や、気分が悪いのかい?」 後ろから声が聞こえた。振り向くと、しわの多い人間の老婆が心配そうに俺を見ていた。 「黙れ下級種!」 人間にこんな無様な姿を見せてたまるか。俺はその場から飛び立とうと、翼をはばたかせた。 ばしゃん。 川へと落ちた。うん。落ちたよ。 人間って飛べないんだね。なぜだろう涙が出てきた。 どんぶらこどんぶらこ、と俺の体が下流へと向かう。さっきの婆が「子供がおぼれている!」と騒いでいるが、いったい誰のことを言っているのやらがぼぼぼぼ・・・ 「大丈夫?」
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